少し前になりますが、神楽坂にある月に3日しかオープンしないお店、Maison de Tsuyukiでディナーしました。



このお店はかつて政財界の重鎮に愛用された料亭「露木」をリノベーションしたものです。

3月と4月は今まで評判だった料理をコース仕立てにして提供する特別メニューでした。
(1)アミューズ
キヌアとビーツの塩昆布のタブレ。塩昆布は出汁を取った後の昆布を使って作っています。





(2)前菜
・タコと河内晩柑のソムタム。


・アスパラガスと北海道のホタテとフランスの発酵バター。


・新玉ねぎとサルシッチャ。
通常は乾燥ハーブのところ、このコースではセージやローズマリーなどフレッシュハーブを使って作ったサルシッチャです。
パルメジャーノレッジャーノとサマートリュフが入った蜂蜜掛け。サマートリュフは白トリュフで黒トリュフより香りが格段に高く、お値段も高い。


(3)メイン(2種)
・桜鯛と白エビのかき揚げと季節のフリット。フリットは富山のホタルイカ、金沢の甘えびなど。



・熊本あか牛のポワレ 朝採り筍のロースト


(4)お食事
・香港「張栄記」黄ニラの焼きそば。女将が前の週に香港で買い付けてきたエビが練りこんである麺を使った焼きそば。


(5)女将のスペシャリテ。一番人気の麻婆豆腐



(6)チーズの盛り合わせ。
要望が強く、コースとは別料金で提供。コンテ、チェダー3種類、ヤギのチーズなど。


(7)デザート:柑橘のエクレア 山椒の香り。クリームにブラッドオレンジを使用。
神楽坂・楽山のほうじ茶を添えて


この日は知の引き出しが豊富な方々ばかりで、会話が途切れることなく続き、あっという間にお開きの時間が到来しました。

またいつかご一緒したいですね。