昨日のランチは、日本各地のブラジル料理レストランにシェフとして渡り歩いたMariさんによる、出身地バイーア州の伝統的な料理を中心したコースメニューを楽しみました。

場所は三ノ輪にあるメキシコ料理のお店Sol Tokyo。Mariさんは平日このお店でランチを提供しています。


この日のメニューは以下の通りでした。

・Salada Brasileira(ブラジリアンサラダ)



・Empadinha de Palmito(ヤシの新芽パウミットのパイ)


・Acarajé(北東部のストリートフード アカラジェ)


・Moqueca de Peixe com Pirão(海鮮ココナッツシチュー ムケッカ)



・Rabada com Polenta(牛メール煮込みとコーンミール ハバーダ)


・Feijoada(黒豆と肉のシチュー フェイジョアーダ)



・Mousse de Maracujá(パッションフルーツのムース)


・Quindim(卵黄とココナッツのお菓子 キンジン)


ムケッカとハバーダとフェイジョアーダはいずれもメインなので、お腹ぱんぱんになりましたよん。

そしてそして、何より嬉しかったのは、アカラジェが食べられたこと。


ナイジェリアから奴隷として連れて来られたヨルバ人がブラジルへもたらした料理の一つで、その料理工程は非常に手が込んでいます。
日本でまともに作れるのは、Mariさんくらいじゃないかしら?

豆を水に一晩浸し、皮を剥いてから、玉ねぎや調味料と一緒にフードプロセッサにかけてから少し発酵させた後で、デンデ油(パームオイル)で揚げます。
豆は生なので、しっかり色が付くまで揚げてから、ヴァダパーと呼ばれるソースとエビを挟んでいただきます。
アカラジェの原型となったヨルバ語ではアカラと呼ばれる食べ物は、中東に伝わってファラフェルになったとも言われています。

パーム油はマレーシア産のものが最近カルディでも手に入るようになりました。
ムケッカを作る時もこれは必需品です。


ブラジルが懐かしすぎて、アカラジェを2個テイクアウトしました。

実はMariさんのお店、木曜日のランチタイムもお伺いして、おいしさに感激したところでした。

こちらが平日ランチメニュー。



ブラジルプレートはこんな感じです。



ランチのサラダ。



Feijão Cariocaと呼ばれる豆を煮込んだ料理。

ブラジル人はみんな大好き。



デザートのプリンはコンデンスミルク入り。



お腹いっぱいでした。

平日ランチは近々Uberも検討中だそうです。

Mariさんのお店の紹介記事