おとといの火曜日は、フランスではMardi Gras(マルディ・グラ)と呼ばれる日でした。
直訳すると脂肪の火曜日(Fat Tuesday)です。
フランスではマルディ・グラにベニエを食べる習慣があるので、その日は早起きして作ってみました。
こねてまるめたところ。
発酵が終わった生地を延ばして、一口サイズに切ったところ。
粗糖を使っているので少し色が濃く見えます。
米油で揚げます。
砂糖をまぶしたところ。
横着してそのままかけたら、粉砂糖が固まっていました。
こちらは茶漉しを使い、粉砂糖をふったもの。
コーヒーは阿佐ヶ谷にあるコーヒー店ヴァリエテのバレンタインブレンドです。
ベニエを割ってみたら、空洞がきれいに出来ていました。
ここに手作りのリンゴンベリージャムを詰めてみましたよ。
カトリックでは昨日の灰の水曜日からイースター前日まで四旬節となります。
その昔、四旬節には断食を行う習慣があり、その前日に美味しくカロリーの高いものをたらふく食べて備えようと言うのがマルディ・グラの起源。
断食の習慣は廃れたものの、美味しく高カロリーのものを食べる習慣だけは残りました。
そう、ベニエは揚げてから粉砂糖をまぶすので、脂肪の火曜日に相応しくカロリー満点。
でも一年に一度だから、いいかな?