今年もルーネベリタルトを作りました。


ルーネベリタルトは、フィンランドで今の季節だけ登場するスイーツです。

2/5はフィンランドを代表する詩人で国歌の作者であるユーハン・ルードヴィク・ルーネベリの誕生日で、それをお祝いしてルーネベリタルトを食べる習慣があります。

このスイーツ、甘い物が大好物だったルーネベリさんのために、奥様のフレデリカさんが考案したと伝えられており、生地の中に砕いたジンジャークッキーを入れるのが特徴です。
元々は、クリスマスに大量に焼いたジンジャークッキーを使ったリメイクスイーツのようです。

タルトと言うより、マフィンに似ていますね。
型もマフィン用のものを百均で買って使っています。
マフィン型に生地を1/3くらい入れたら、その上にラズベリージャムを入れます。


その上から残りの生地を乗せます。



焼き上がり。
ラム酒と砂糖を溶いたシロップをかけて、しばらく置きます。



その後、ラズベリージャムをトッピングし、周りをアイシングで囲みます。



ルーネベリタルトのレシピ


最近甘い物を食べすぎなので、小麦粉の半量を蕎麦粉にして焼いてみました。

阿佐ヶ谷のCafé de Variétéのコスタリカを淹れて、ルーネベリタルトをいただきました。
苦味と酸味のバランスが取れたコーヒーです。



ルーネベリタルトは気になるけど、自分で焼くのはハードルが高いと言う方、今ならロバーツコーヒーや荻窪のキエロティエなどのフィンランドカフェで提供されていますので、探してみてください。