バスク地方はスペインにあるイメージが強いですが、実はスペインとフランス両国にまたがる地域です。


料理にはもちろん共通点はありますが、その土地の特産品により、若干の違いがあるそうです。


渋谷の並木橋交差点近くにあるサンジャン・ピエドポーは、そのフランス領のバスク地方の料理を提供するお店です。


2Fにあるお店の前には、店名のゆかりとなったこの町の旗が掲げられています。



階段を登ると、ドアにバスクの旗が。

PAYS BASQUEとは、バスクの国と言う意味ですね。



こちらはランチメニューです。

前菜もデザートも食べたい私は、ビアリッツ(¥2,200)にしました。


ちなみに、バイヨンヌ、ビアリッツ、サンジャン・ピエドポーはいずれもフランス領バスクにある町の名前です。


私が大食漢だと言うのもありますが、下戸で客単価が低い分、ワンランク上のメニューをチョイスして、お店の売上に貢献したいなとは思っています。



黒板に書かれたアラカルトメニューも美味しそう。



前菜のサラダの盛り合わせ。

右下に写っているのは、鶏肉のにこごりのようなもので、コリコリして美味しかったです。



和田直己シェフのご実家は精肉店。
そのお店から直送されてくる豚のロース肉を使ったロール巻きをメインに頼みました。

脂肪の部分に旨みのある上質な豚肉で、さやインゲンを巻いて焼き、トンナートソースをかけたものです。
Tonnato sauceのtonとはツナのこと。
ツナ缶に、マヨネーズ、ケイパーなどを入れて作ったソースです。


気がつくと、満席になっていました。
予約してよかった。

お隣の女性2人連れは、豚肉のトンナートソースとパエリアをシェアしていましたよ。

和田直己シェフがフランスのパートを書いたバスク料理大全をパラパラめくっていたら、


デザートがやってきました。
Baba au Lhum(ババ・オー・ラム)、ラム酒をたっぷり使ったサヴァランです。
サヴァランの上には、アイスクリーム。


おいしかったけど、酔っ払いそうでした。
あ、それは私が、お酒に弱いからで、普通の方は何ともないと思います。

最後にエスプレッソマシンで作ったコーヒーとプティフールのフィナンシェ。



ごちそうさまでした。

夜のメニューも見せて戴きました。


緊急事態宣言中はなかなか夜は行けそうにないので、またランチに伺おうと思っています。

サンジャン・ピエドポー 
03-6427-1344 
東京都渋谷区東1-27-5 シンエイ東ビル 2F 


こちらは、お店のHPです。