新鮮な感じに押しの強い知人に誘われて日帰りの旅に行ってきた。

 

4月に出逢ったばかりの女性。佐賀が拠点なんだけど事情あって今は福岡市内在住。

とてもお洒落でセンスのよい彼女、ヘアは佐賀に行きつけの美容師さんがいるらしく、今回は2ヵ月に1度のヘアカットデー。

 

ちょっとしたドライブになるし、とてもヘルシーで美味しい食事を供してくれる知り合いのレストランでランチして、彼女がヘアカットしている間は温泉でゆっくりすればいいとのご提案に誘われて、あまり躊躇することなく便乗してしまった。

 

これが、予想以上にと~ってもよい旅になったのだ。正直驚き。素直に行って良かったと思う。

 

当日は曇雨。やや残念と思ったが、この雨が空気も新緑も一層美しくしてくれて、本当に気持ちの良いドライブになったのだ。佐賀に入ると自然が豊富な景色に変わり、河あり、湖ありの本当に気持ちよい風景が続いた。



美しい景色を愛でながら、軽快なおしゃべりも心地よいペースで続いた。なんだろうな。お話上手?人を構えさせないこの感じ。

話してみると、意外と価値観が似てる。

 

彼女と知り合ったのは、「夢みる校長先生」の自主上映会。お互いにサポーターとしてお手伝いをしていたのだ。事前説明会の時に一緒になって、上映会当日の役割分担を決める際に「一緒にチケットもぎり担当しましょう。簡単でいいわよ~。」と、この時も誘われ、はい~と乗せられたのだった。そういう関係性?

 

福岡市が行っている学童の「放課後児童クラブ」というものがある。それに加えて、市が民間業者に委託している「わいわい広場」というものもある。両者の関係性がよく理解できていないが、彼女はわいわい広場の現場責任者をやっている。学校の規模に応じて現場責任者のお手伝いをする補助員というポジションがある。それにも誘われて、そちらも試してみている。初日はなんとブチ旅行の翌日。なんか巻き込まれてる?

 

旅に話を戻そう。

ランチは知る人ぞ知る場所にある、オーナーの自宅の一部である素敵なレストラン「クレソン」。看板や外観・内観を撮ったけど、肝心のランチの写真は撮り忘れた。ま、大体そんなもの。オーナーは大病を患ったことがある方で、健康の追求に余念がないらしい。とても勉強家で博識のようだ。いただいたランチは、胃も心も喜ぶ野菜と玄米プレート。美味しい。玄米麹で作った塩麹が使われているらしい。玄米麹の試供品いただいちゃった。塩麹は好きで自分でも作るので玄米麹も早速試してみよう。



次はいよいよ温泉。正直言うとひとりでゆったい温泉につかるというアイディアに惹かれた。どこまでおひとり様好き?いや、やっぱり裸の付き合いにはね~、抵抗があるのよ。親しい間柄でも裸体見られたくないのよねー。

古湯温泉ONCRIホテルにある温泉。日帰入浴も10時から20時までOK。

露天風呂、陶器風呂(有田焼)、打たせ湯、ジャグジー、歩行湯、サウナ、水風呂など、とても贅沢。温度は38度くらいのぬる湯。熱い湯が苦手で長風呂もできない私にはちょうどよい。いつもより時間をかけていろいろな湯殿を試すことができた。

一番の好みは陶器風呂。露天にある円形風呂で、湯船を囲んで東西南北に立派な壺が置かれている。壺にはそれぞれ、龍、麒麟、亀、鳳凰が描かれている。

陶器風呂を占領してかなりゆったりとしたひと時を過ごした。ありがたいこと。

 

温泉三昧の後は、彼女を待ちながらホテルのショップを物色したり、外に置かれたソファに座って新緑の景色を存分に楽しんだ。なんて優雅な一日だろう。誘ってくれた彼女に本当に感謝。



ヘアカットしてさっぱりした彼女と合流して帰途についた。帰りの車中でも楽しくおしゃべりしているうちに福岡市内に到着。

すっかりお友だちになって、翌日の再会を約束して別れた。

 

何事もオープンマインドで試してみるものだと納得して一日を終えた。