福岡に戻って早々にやたらおしゃべり好きなおばちゃんに出会ったことは、随分前に書いた。
あの体験を彷彿とさせる出会い再び。面白すぎる。私が引き寄せてる?
おひとり様が大好きで、どこにでもひとりで出かけていく私。今日は、散歩道探しに出かけた。去年の末に引っ越してから、緑のある散歩道を探せないままウォーキングをサボっていた。
20〜30分徒歩圏内に植物園がある。周辺は緑も多いし、適度な坂もある。ちょっと息のあがるウォーキングに適していそう。ということで歩いてみたところ、ちょうど良いルートを発見。
目的を果たしていい気分で帰途についた。途中で前から気になっていたパン屋さんのブランチを試した。ヨーグルト、キヌアサラダ🥗、クロワッサン🥐とコーヒー☕️。歩道に面した建物の陰のスペースに置かれたテーブルで、通りを眺めながら、思いの外美味しい食事を満喫していた。
すると、マスクに帽子に日傘をさした女性が、こちらに向かってコーヒーカップを持って飲む仕草をしている。
???意味不明。私に向かってなんかメッセージしてる?
と思ったら、
「奥さんひとり?
ご主人はいないの?お亡くなりになった?」
は?
「いや、ひとりです。」
「一緒だわ〜。寂しくない?私寂しくて。
なんか感じたのよ。つい声かけちゃった。」
「…。全然寂しくないです。ひとりが大好き。」
「おいくつくらい?」
ま、こんな感じで数分おしゃべり。
「奥さん」連呼されたのには参ったな〜。
いや、奥さんじゃないですからと何度訂正したことか。
しかも、私ほんとに寂しくないから。一緒にされても困るし。だって自由でいいじゃないですか〜。幸せかどうかは自分で決めることだし。
長引きそうだったので空いてる椅子をすすめてみたが、さすがにそこまで話し込みたいわけでもないらしく。
「蕎麦かうどん食べて買い物に行こうと思ってるのよ。またどこかで会うかもね〜。」と言って去っていった。
おもろいわ〜。
そう言えば、まったく別の機会に最近知り合った人とおしゃべりしていたら、
「やっぱり私は男性が上だと思う。」
と確信を持って宣言された。
なんの話からそこに行き着いたかは覚えていない。
絶句…。
「そう思わん?」
「いや、思わない。」
「あ、そう。ま、いろんな考えあるけんね。」
さらっと流された。
ま、こちらも議論したいわけではないし、ありがたかったけど。
これまでの人生でそんなこと言う人、そういう価値観の人に出会ったことがなかったので、かなりのインパクトで記憶に刻まれた。
とてもいい人で、明日もプチ温泉♨️の旅に誘われているのだが。なんか距離の取り方がちょっと違う。同い年だけど、面倒見がいいというか、私的にはグイグイ来られてる感じ。
だけどねぇ、拒まない自分がいる。
これが九州の気質なのかな?なんて思いつつ。
東京にいた頃の自分とはかなり違う。それも楽しみつつ。