福岡テンジン大学でボランティアスタッフをやり始めて半年くらいたつ。

月に一度、第4土曜日に授業が行われるので、大体毎月ボランティアをしている。

授業も垣間見れるし、時には参加もできるので一挙両得。毎回行われるスタッフミーティングも、その後の懇親会も高めの確率で参加している。

 

目論見通り、定期的にスタッフとして関与していると、顔見知りのスタッフが増えて親しくなってくる。そんな仲間の一人が提案して、「うきは酒楽祭 いそのさわ蔵開き」に行くことになった。お酒はそう強くはないけれど、美味しい食べ物と楽しいおしゃべりがあれば、お酒も旨い。

 

テン大のコアメンバーに加えて、最近あまり顔出せてないけれどテン大と繋がっているお初にお目にかかるメンバー、総勢7名でうきは市浮羽町にある「いろのさわ酒蔵」さんの蔵開きに行ってきた。女性4名、男性3名、20代から70代まで各世代、多様な顔ぶれが勢ぞろい。初めての浮羽町、初めて出逢う人々、九州では初めて試す蔵開き。わくわくしかない。

 

 

 

 

朝9時過ぎに博多駅に集合。JR鹿児島本線と久大線を乗り継いでのんびりうきは駅へ。

酒蔵は駅から近いところにあってアクセス抜群。みんな呑む気満々だから、電車で行けてしかも歩いて5分という恵まれた立地に大喜び。11時ごろに着いたら敷地内は様々な出店と人々で大賑わい。屋外に設置された簡易飲み席はほぼ満席。立ち席しかなかったが、それも悪くない。お天気はいいのに風が強いのが玉に瑕ではあったけど。

 

それぞれが好きなおつまみとお酒を買って持ち寄ってシェアするスタイル。気楽でいい。おしゃべりに花が咲いてとっても楽しいひと時を過ごした。

こういうのってあまり経験したことがない。みんな気さくで自然体で心地よい。

 

2時間も飲み食いすれば、みんなだいぶ出来上がってほろ酔い気分。普段はほとんど飲まない私も、気づけば自分でも意外なくらいお酒がすすんでいた。

 

 

酔いを醒ます(というほど酔ってはいなかったが)ために筑後吉井の白壁の街並みを散歩がてらカフェでも探してお茶しようということになった。途中、おしゃれな雑貨店や本屋に立ち寄ったり、ちょうどその日に始まった筑後吉井のおひなさまめぐりの会場をいくつか回った。意外と観光客もいて、残念ながらいくつかのカフェは満員で入れず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

復路は往路とは異なる交通手段をということで、バスで西鉄久留米駅まで行って西鉄電車で福岡に戻ることにした。けれど、時間はちょうど夕飯に頃良いタイミング。ひとり二日市(ふつかいち)在住のメンバーがいたため、途中下車して居酒屋で飲もうということになり、二日市駅近くでお店に飛び込んだ。

 

福岡市内の飲食店がかなりいけてることは意識にあったが、二日市については全く知識も情報もなかった。普通の居酒屋レベルとメニューを期待していた私はいい意味で期待を裏切られた。センスいい。美味しい。福岡に劣らない。また訪れたいくらい。西鉄福岡(天神)駅から急行だと30分もかからない。今まで大宰府に行く時に乗り換え駅として利用するのみだったところ。

 

仲間ができると行動範囲が広がり、初めて訪れるところも増えて、段々福岡周辺にも馴染みがある場所ができてくる。なんだか楽しい。