1月15日の月曜日、宗像大社と宮地嶽神社を訪れた。

 

散歩の途中で見つけた量り売りのお店ポコ・ムーチョのスタッフMさんと仲良くなり、彼女の運転する車でドライブがてら案内してもらったのだ。お互いに美味しいもの大好き、楽しいおしゃべり大好きで、以前からお店でちょこっとお喋りしたり、ランチしたり、飲み会したりしているうちに、親しくなった。一回り以上年下の彼女だけどフィーリングや好みが合う。とてもアクティブで明るくて読書好きな彼女。

 

古賀市内在住の彼女と朝10時にJR鹿児島本線の千鳥駅で待ち合わせ。宗像に向かう前にとてもおしゃれな「くつろぎ」というカフェでコーヒーをテイクアウト。すぐ目と鼻の先にある海辺でしばし美しい海と寄せるさざ波を眺めてから、いざ宗像大社へ。この地域に詳しい彼女があれこれ考えてくれて美味なコーヒーで始まった一日。素敵な時間になる予感。



 平日だというのに宗像大社の駐車場には予想以上の車の数。意外だねぇなんて言いながら本殿に向かうとなにやら特別な祭礼が行われている雰囲気。偶然にも毎月1日と15日に執り行われる「月次祭(つきなみさい・つきなみのまつり)に行き合わせたのだった。

 

本殿でお詣りした後、高宮祭場、第二宮、第三宮とお詣りした。

高宮祭場は、市杵島姫神の降臨の地とされ社殿がない古代祭場で、沖ノ島と並んで宗像大社境内で最も神聖な場所のひとつなのだそう。とても神聖でエネルギーが漲る空間だった。樹々が風に揺らぐ音と木洩れ日の美しさの中に身を置く感覚がなんとも心地よかった。

 




すっかり浄められパワーをいただいた気分になって宗像大社を後にして、Mさんが事前に予約しておいてくれた海辺のイタリアンレストラン「ENZO」へ向かった。海辺が窓いっぱいに広がるカウンター席で、パスタランチをいただいた。最初にでたサラダの美味しかったこと。もちろんパスタも。いつものとおり最初は写真を撮るのだけど、すぐ食べることに気をとられ気づくとサラダのみの写真しかない。

 

ゆったりと寛いでもらいたいという店主の思いから時計のないレストランで、海を眺めながらおしゃべりに耽り2時間近く滞在。胃も心も満たされて、次は宮地嶽神社へ。


日の光で有名な高台にある神社から海辺まで一本まっすぐに伸びる道。なんとも気持ちよい景色。一度はこの先に落ちる夕日を眺めたいと思いつつ境内へ。

 



本殿には日本一太いと言われるしめ縄がある。威風堂々見事な存在感。

知る人ぞ知る本殿よりエネルギーが強いスポットだという元本殿後にもお詣りをした。




お詣りをするとき何を祈ったら良いのか長いことわからなかった。お願いごとをするのはなんとなく違う感じがしていた。また別の機会に書くことにするけれど、最近読んだ何冊かの本から得た自分にとってのキーワード、どう生きるかという問いに対するヒントがある。それは「感謝」。日々の生活の中で小さな幸せを感じ感謝すること。そういう暮らしと心のゆとりをひとりでも多くの人が取り戻せること。そのために自分にできることをすること。そんなことをぼんやり思い描いてだた祈る、手を合わせる。。。みたいなことをやっている。

 

さて、ゆったりと半日をすごしたところで、今日のもうひとつの目的のためにMさん宅をお邪魔することに。Mさんはバイオウェーブテラピーなるものと出会いその効果を体験して、自ら施術を行うため資格をとったそう。家族や友人に施術をしつつ経験を積んでいるところで、私にもよかったら試してほしいと薦められて、身体のメンテナンスにとても関心のある私としては二つ返事でお願いすることにした。

 

高周波と低周波を使って施術者の手を通して波動エネルギーの振動を身体全体の奥深い筋肉に届けることによって、身体のコリや緊張をほぐしたり滞りをなくしてくれるらしい。人の手や指先を通して波動が伝わってくるのでぬくもりがあって優しい感じがする。と同時に低周波の振動というかビリビリする感触が肌の表面やその先の身体の奥まで伝わってくる。不思議な感覚。筋肉がほぐされてリラックスするせいか、うつらうつらしながらなされるがまま。

 

セッションが終わった後は、お風呂上がりのような心地よい疲れが残る感じ。このままベッドへ直行したい!けれど心なしか身が軽い感じもする。初めての体験だったけれど、よさげな感じがするテラピーだった。

 

なんだか盛沢山な一日。時間も空気もエネルギーも心地よい流れの中で、今この瞬間を生きて楽しむことを満喫した幸せな一日でした。