M5 STAMP C3を使用したペンダント型コントローラーを開発中です。
標準ファームはDCC鉄道模型コントローラーのDSAir2(デスクトップステーション製)向けのBluetoothキーボード仕様ですが、ファームを改編することで様々な機器で使用可能です。
BluetoothとWiFi経由で他の機器とも接続可能です。シリアル通信は使用出来ませんのでご注意下さい(キーボードと排他利用のためです。ファームの書き換えはUSB経由で行えます)。
部品表
- M5Stamp C3(技適有)
- ロータリーエンコーダスイッチ
- キーボード(4x4)
- oledパネル(0.91 128×32)
- バッテリーケース(単3x4本)
- アクリルパネルx1セット
- スペーサーx 8セット
- M2xL8平ビスx4本
- コード、ヘッダーピン
- (バンダ数量外)
スケッチ
- HMX-P001-BT-DSAir2-R001
- (後日公開)
回路図
- 結線図のみです。
操作方法
【初回の使い方】
裏面の電源スイッチをONにする。
スマートフォンまたはタブレットをDSair2と接続する。
スマートフォンまたはタブレットのBluetoothを使用可能にして、デバイスの追加およびペアリングを行う。ペンダントはESP32 keyboardと表示される。
DSair2の線路電源がONであれば、ダイアルを右回転させて、速度表示が変化することを確認する。変化すれば接続されている。
線路電源がOFFであればキーボードから「99#」と入力する。線路電源が入れば接続されている。
【運転方法】
速度操作
ダイアルを右回転することで、DSair2に加速の指示が出される。早く回すと多く加速する。ダイアルを左回転することで、減速の指示が出される。ダイアルを押すと、停止の指示が出される。
線路電源
キーボードから「99#」と入力すると、線路電源を入り切りできる。
方向
キーボードの「※」キーを押すと進行方向を反転する。「88# 」も同じ効果。
ファンクション
キーボードから0〜29の数字を入力し、「#」またはA〜D のキーを押すことで、DSair2に当該のファンクションをONまたはOFFする指示がでる。A〜Dは数字をメモリするので、次回はA〜Dのキーを押すことファンクションのON/OFFを指示できる。
キーボード入力
数字を打ち間違えた場合は適当な数字をいれて3桁の数字にする操作をしてください。入力がリセットされます。
【終わり方】
裏面の電源ボタンをOFFにする。
【2回目以降の使い方】
ペアリング操作は不要です。
【FAQ】
Q1:Bluetooth keyboardは接続しているのに、反応しない。
A1:スマートフォンまたはタブレットのBluetoothをOFF→ONして再接続してください。