【茅ヶ崎市】住吉神社(2) | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

住吉神社に来ています。

 

 

鳥居の横に電波塔が建っています。とても現代的な光景です。スマホを見ると、5Gがバリ4になっています。この大きさの基地局だとマクロセル(電波が届く範囲が数km)かと思います。モバイル通信は、セルをカバーする基地局が隣接して設置されることで成り立っています。

 

ちなみに5GのGは"Generation"(世代)を指すので、今の通信は第五世代ということになります。通信速度を表す単位"bps"(bits per second)は、1秒間でどれ位の容量を伝送可能かを表しており、現在ではギガという単位になっています。

 

通信料節約の為に容量制限をされている中高生が、「ギガが無くなる」なんて言ってましたよね。情報量を表す単位であるビットの10の3乗倍がメガ(ビット)で、そのさらに10の3乗倍がギガ(ビット)ですから、とんでもない情報量が毎秒行き交っている訳です、

 

 

参道を彩るツツジ。季節は小満(万物が生命力に溢れて栄える頃)を迎えていますが、日本には梅雨があり、既に沖縄は梅雨入りしています。あらゆる生命にとって水の循環はとても大事なことで、雨が降るというのは恵ではあるものの、出掛けにくいという理由で雨は嫌われがちです。

 

もちろん、感覚というのは捉え方の問題でもあるので、「♪あめあめふれふれかあさんが じゃのめでおむかえうれしいな」(あめふり/北原白秋)と楽しみにすることも出来るし、「♪雨がふります雨がふる 遊びに行きたし傘はなし」(雨/北原白秋)と悲観することも出来る。

 

大人な僕らは空模様に一喜一憂せず、日常の中に楽しみを見つけられる人でありたいですよね。ツツジの次には紫陽花が待っています。その開花を楽しみにしたり、インドアで楽しめる読書や動画鑑賞の計画を立てたり、あるいは料理のレパートリーを増やすことにトライするのもいいですね。

 

 

手水鉢です。コロナ後遺症なのか水はありません。それはまぁいいとして、よく見ると台座が亀なんですよ。なんか重さで潰されているようにも見えます。獅子が担いでいたりすることはありますが、亀が甲羅に載せているのって珍しいですね。

 

 

社殿の彫刻が見事。奇しくも今年の干支である辰(龍)が彫られています。

 

 

社殿の廊下にも立派な彫刻がありました。こちらには騎馬武者が描かれています。

 

 

道祖神に寄り添うツツジ。双体道祖神は猿田彦と天宇受売と言われており、庚申塔を訪ね歩く僕としては見逃せないものの一つです。猿田彦は道の神であり、三猿の庚申塔にも通じるものがあるからです。

 

庚申塔は岐(さえ)の神の役割を果たしている場合があり、むしろ現代では交通の神として、道祖神的に祀られてたりします。お地蔵さんと同列に扱われてるケースも多いですけどね。いずれにしても、そこで暮らす人々に大事にされていれば、それでいいと思っています。

 

次回は鉄砲道を歩きます。それではまた!