【川崎市】高石神社(3) | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

丘の上にある高石神社を探索しています。

 

 

拝殿から鳥居と手水舎を見た景色です。青空に映える緑が美しい。桜も終わり、いよいよ春本番って感じです。

 

二十四節気では穀雨を迎え、月が替わればもう立夏。暦って先取り感があるけど、今年は既に夏の雰囲気がありますよね。春や秋が短くなった気がします。ファッションで言うと、スプリングコートの出番がほとんど無かった印象。

 

もう冷え込むことはないだろうし、このまま夏に突入な感じもありますが、日本には梅雨があります。しかも結構長くて、7月なんてほとんどがレイニーシーズン。気分が凹まないように、楽しみを作っておきたいですね。「紫陽花を何処で見ようかな」とかね。

 

 

「厄焼落し」って、インパクトのある言葉ですね。呪物を焼いて厄を落とす感じでしょうか。立派な石碑も建てられていて、こういう場所は初めて見ました。

 

これが中世とかだと、呪われた生身の人間をそのまま焼いてしまいそうで怖い。魔女狩りのイメージ。もちろん現代でそんな事はあり得ませんが、生贄という発想があったように、恐れるあまり、自らがもっと恐ろしい事をしてしまうのが人間だったりします。

 

 

これ太鼓庫なんですけど、中に入っているのは車ですね。う~ん。ま、気にしない事にしよう。

 

 

境内東側にある坂を下っていきます。途中で手水鉢を発見。この先にも鳥居があるのでしょうか。それ自体は珍しくありませんが、別な参道にもこんな立派な手水があるのは珍しい。「水垢無」と刻まれているのも初めて見ます。嘗てはこちらが表参道だったのかもしれません。

 

 

さっきの手水鉢から駐車場を抜けると、東向きの鳥居がありました。南向きの階段よりも趣があります。スロープなので階段より優しい感じ。それでも、後から来たお婆さんがひぃひぃ言いながら上ってたから、どちらからアクセスしても険しい参道ではあります。

 

 

鳥居の足元に庚申塔を発見!いや~こっち来て良かった。「鳥居がありそうだな」と思って来た訳ですけど、まさか庚申塔に出逢えるとは。これは間違いなくミエナイチカラ(神の御導き)ですね。そしてやはり、こちらの方が古くからの表参道だったんだろうと確信しました。

 

次回は、高石神社を創建した地頭(加々美金右衛門正吉)が中興したお寺に立ち寄ります。それではまた!