【越谷市】御嶽神社 | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

竈三柱神社から、謎の展望台を目指して北へ歩いています。

 

 

駐車場完備の近代的な神社に遭遇。御嶽神社のようです。鳥居や狛犬が無かったら、普通の戸建住宅にしか見えませんね。しかも田んぼの中のポツンと一軒家にしてはお洒落。都市部のお寺では見かける光景ですが、神社では珍しい。

 

 

水子供養の風車が整然と並べられています。ここへ足を踏み入れた途端、強風が吹き始め、雨脚が強まってきました。両国の回向院でも同じような体験をしましたが、生を奪われた子ども達に、地蔵菩薩の手が差し伸べられていることを祈らずにはいられません。

 

 

御嶽神社の先に、謎の展望台が建っています。ごみ処理施設なんですね。とてもそんな風には見えないお洒落な外観です。市民プールも併設されています。焼却熱で温水プールになってるんでしょうね。

 

いや、そうじゃなくて。何故に展望台があるのでしょうか。手前を流れるのは新方(にいがた)川(千間堀とも呼ばれる)ですが、まさかそれを眺める為のものじゃないだろうし。それともまさか、田園風景を眺める為とか。

 

 

その「まさか」でした。収穫後なんで痕跡がちょっと残ってるだけですけど、ここに田んぼアートが描かれていて、それを眺める為の展望台なんだそうです。わぉ。田んぼアートって米どころの専売特許かと思ってたけど、越谷でもやってるって意外ですね。

 

なんか座間の「田んぼ de X'mas」みたいで、いいですね。田舎暮らしを促進する自治体が増え、特色を出すのに四苦八苦しているようですが、新たに何かを作るよりも、今あるものをどう見せるかって大事だと思います。考えるべきは、見せ方の工夫なんでしょうね。

 

 

増森橋から撮った新方川です。写真だと分かりにくいけど、辺り一面田んぼなせいもあって、強風が体に直撃して、台風の時の中継レポーター状態です。ここから土手沿いを奥(上流方向)へ歩いていきます。

 

もちろん、「♪か・ぜ・強過ぎてお亡くなり進めない(替え歌)」って歌ってますよ。最近はもう、ちょっと風が吹くと口ずさんでます。しかも風が強過ぎてフードが役に立たず、「♪定期的に」じゃなくて、ずっと「♪オールバック」です。そしてなんといっても、さぶい!

 

 

土手の下に祠が見えます。MAPアプリでは庚申塔ってフラグが立ってるけど、右端が水神宮で、後は判別不能でした。この先にもいくつか庚申塔がありますが、この天気だと予定は大幅に変更せざるを得ません。

 

とりあえずどうしても行っておきたい所を絞って、南へ向かいます。続きは次回に。それではまた!