【川崎市】根岸古墳群 | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

三峯神社から根岸古墳群へ向かいます。

 

 

竹藪に設けられた遊歩道を歩きます。一帯は全て私有地で、行政による案内表示等はありません。所有者の好意によって開放されています。

 

 

この小高い丘は墳丘っぽいですね。全部で五基ある根岸古墳群は、地形を利用して大きく見せる工夫がなされているようです。造られた時期は、出土品から7世紀後半頃と推定されています。ちょうど日本初の元号とされる大化から大宝の時代です。約400年続く古墳時代の末期に相当します。「虫がゴロゴロ(645)大化の改新」とか、「なんと(710)大きな平城京」(奈良時代の始まり。大宝律令が701年)とか、歴史のテストに向けて暗記した時代ですね。

 

 ちなみに大化以来、日本の元号は令和で248番目になります。明治から一世一元となりましたが、平成は元号法(1979年成立)に基づいた初の元号でした。また、皇室典範(日本国憲法附属法)では譲位が認められていませんが、平成から令和へはご承知の通り特例で譲位が為されました。昭和、平成、令和を生きる世代は、日本史上貴重な経験をしていると言えます。

 

 

遊歩道はまだまだ続いていましたが、先へ進むと元来た道へ戻ってしまうのと、私有地ということもあって、横浜生田線(県道)まで引き返してきました。切り通しに架かる陸橋を渡ります。

 

 

陸橋からの眺めもいいですね。根岸古墳があった場所は標高56mでしたが、この陸橋も同じ位の高さに感じます。

 

 

陸橋を渡ると東生田緑地です。ここから標高60mの日向山(ひなたやま)山頂を目指します。

 

 

東生田緑地には、地元の東生田小学校の児童による案内図が至る所にあります。写真では分かりにくいと思いますが、確かに「ココから東京スカイツリー」が見えました。もう少し登ると山頂ですが、続きは次回に。それではまた!

 

P.S. ▼今日の日記です。