【新宿区】月見岡八幡神社 | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

月見岡八幡神社に来ています。

 

 

閉ざされた門の先に併設の保育園児達がいた為、一旦スルーして近くの庚申塔を見に行きました。改めて戻ってみると、園児達が保育士さんに連れられて建物内へ入っていくではないですか。これは千載一遇。関係者以外立入禁止とも書かれていないので、境内へ入ります。

 

園児達がいても入っていいのでしょうが、2001年に発生した附属池田小事件以後、教育現場は外部侵入者に対して神経を尖らせています。現に門は閉ざされており、神社ではありながら、閉鎖的な空間であることは否めません。そしてそれは、致し方のないことです。

 

アメリカでは、ゲートシティを形成して自ら安全保障に努める人々が、侵入してきたBLM活動家に対して銃を向けて身構え、その咎で起訴されました。「そんなのはごく一部の人だ」で終わらせる時代は、過ぎ去ったのかもしれません。

 

桶川(埼玉)の交番で警察官に包丁を投げつけた16才の少女に対して、警察官が銃を構えたことを非難するのは、ちょっと浮世離れした感覚のような気がします。

 

 

とまぁ、門の前で悶々と苦悩していたのですよ。でも、この珍しい宝篋印塔の庚申塔には勝てなかったのです。これがなかったら、本当にスルーしていたでしょう。庚申塔らしい所は見当たらないので、こうして看板が立ってなかったら、まず分からないでしょうね。

 

 

そして富士塚です。立ち入れない富士塚もある中、ここは開放されていました。途中で保育園の関係者と思しき方から挨拶も受け、晴れて許しを得たような気分です。

 

おとめ山でも管理事務所の方から挨拶を頂きましたが、挨拶って、「私はあなたに敵意を持っていませんよ」という気持ちを伝える重要な役割を担っています。子ども達に説明する時にも、子どもだからと適当に誤魔化さず、きちんと教えてあげるべきだと思います。

 

 

富士塚の麓に山岳信仰の行者(ぎょうじゃ)の像があります。修験道の神の天狗かもしれません。背中に翼が見えますよね。

 

 

富士塚の高さは約6m。二階建住宅と同じくらいの高さです。頂上の祠が見えてますが、上りにくい険しい道のりです。

 

 

下りる時に遭遇した蛙。いきなり飛び出てきたので、滑落しそうになりました。苦手な方のために一番分かりにくい写真をUPしましたが、結構大きなサイズです。苦手な方は「え?どこ?」と探さずに、スルーしてくださいね。スルースキルは、現代社会の必須スキルです。

 

次回は再び神田川へ向かって南下します。それではまた!