随分昔の話ですが
無職だった時があります。

働く気は満々だったのですが
仕事が決まらなかったのです。

少ない貯金はアッと言う間に
底をつき借金をしてしまいました。

どうしよう…

そんな時やっと決まった
アルバイト。

時給は1200円だったかな?

面接の時はお客様からの
問い合わせに答える仕事と
説明されていたけど
行ってみたら名簿を見て
かける仕事。

会社らテレアポと言ったけど
営業でした。

話が違いすぎる時点で
辞めるべきでした。

しかし働かないと生活出来ない。

嫌々だけど働く事にしました。

電話営業は想像以上に大変でした。

そりゃそうですよね。

光回線の営業電話だってイヤなのに
(私だけですかね)
株系の営業電話なんて
鬱陶しいです。


今も無知だけど
当時の私は更に無知で
その会社のパンフレットを見て
弱者に手を差し伸べている会社だと
思ってしまったのです。


アルバイト同士の仲は良かったです。
私を含め皆んなまともに
会社勤めが出来ない人の集まりでした。

今思えば勘のいい人は
すぐに辞めていた。


旦那さんが低所得で
働かないと生活できないと言っている
既婚者の女性がいました。

彼女はビルの掃除婦をしていました。

ある日、彼女が
この仕事は恥ずかしくて人に言えない。
掃除の方がマシ。
掃除の仕事に戻る。

と辞めて行きました。


私は何とも思わなかったけど
他の仲間は笑ってた。

掃除の仕事の方が恥ずかしいじゃん。
でも彼女には掃除が合ってるわ。

そう言って笑ってた。

でも私もビル清掃の仕事を下に見ていて
絶対にやりたくないと思ってた。


でも
彼女がこの仕事は恥ずかしい
掃除の仕事の方がマシ
と言ったのは本当だった。


彼女は見抜いてるいたのかもしれない。













この会社は詐欺会社だと。