労働者の給料は労使が対等な立場で交渉して、両者の合意によって決まるもので、政府が経団連に頼んで上げてもらうなどと言うのは「賃上げ」ではなく、愚民を騙すパフォーマンスに過ぎません。だから、物価が10%上がってる時に給料が2%上がったからと言って「◯年ぶりに給料アップ」などともてはやす愚かなメディアも出て来る始末。実質8%の目減りだと、真実を報道することを忘れている。ドイツでは、スト権の確立なしに行う労使交渉はただの物乞いに過ぎない、と言われている。日本の労働者も自覚を持って労働運動に取組むべきだ。