私が管理しているサイトではありませんが、

自ら「学会ポスター作成」ワードを調査する機会があったため

該当ワードでどうやったら1ページ目に来る構成を作成しているのかを

良い機会なので解説したいと思います。

 

初めにお伝えしておくと、SEO対策は、対象記事のみで

戦うわけではなく、サイト状況によって異なります。

 

もし、ライバルと比較してドメインパワーや

被リンク数がそこまで劣っていなければ、

このやり方は1ページ目に表示させることは可能と考えています。

 

ぜひ、ご自身のサイトで記事を作成する場合は

参考にしてください。

 

 

SEO対策の記事構成|なぜ、1ページ目に表示できる記事が作成できるのか。

 

 

 

それは、ターゲットのニーズを満たしているからです。

 

 

以前のGoogleは外部リンクをかなり重要視していました。

怪しい海外サイトでも、関連性のないサイトからでも

リンクを多くもらっていれば、上位にきていました。

 

以前、管理していたサイトも外部リンクの影響で

ビッグワードで1ページ目に表示されていました。

 

しかし、この手法はユーザーにとって価値ある記事が

必ずしも上位に来るとは限りません。

 

役に立たない記事でも外部リンクさえ多く集めていれば

上位に来るため、ユーザーからしたらGoogleで検索しても

欲しい回答がもらえないと今後Google検索を使用しなくなります。

 

あるアップデートで質の低い外部リンクなどに

ペナルティをかせました。

 

そして、管理しているサイトは圏外に飛ばされた(笑)

 

そのころからでしょうか。

コンテンツマーケティングが主流となり、

更に、最近ではEEATが重要視されています。

 

 

ユーザーが安心でき、かつ素晴らしい体験ができるサイトや記事が

上位にきやすく、サイト担当者はそのような記事を作成する必要があります。

 

 

ユーザーが求めている内容を満たし、さらに新たな発見できる記事を作成すれば、

おのずと検索順位は上位に表示されるというのを僕は経験しているため、

これから紹介する内容で作成していただければ誰でも上位表示は可能です。

 

 

SEO対策の記事構成|具体的な手順

 

 

以下の手順でユーザーが知りたい内容を調査しています。

 

 

・キーワードからユーザーの知りたい内容を見つける

 

「学会ポスター作成」では、一体何を求めているのでしょうか。

抽出したキーワードをグルーピングしてみました。

 

 

グルーピングをしてみると、ユーザーが何を求めているのかが

分かってきますね。

 

たとえば、「作り方のコツ」として、構成面について知りたいことや

パワーポイントでの作り方やわかりやすいポスターを求めていること。

 

また、作成する前に他の人はどんなポスターを作成しているのか

見本や例も探していますね。

 

その中でも最もボリュームが多いのは「印刷」に関してです。

確かに学会ポスターはA0(841mm×1,189mm)サイズが

一般的なようですので、印刷方法に悩む方が多いのだと思います。

 

 

次に、ユーザーが検索をしていくつかサイトを見ても

該当の内容が見つからず、再度検索をしたワードを見てみましょう。

 

お宝ワードがありそうな項目ですが、再度検索したワードは、

このような内容でした。

 

 

ここでは「課題研究」や「医療」「テンプレート」などの

ワードが見つかりました。

 

詳しく調査しておりませんが、

医療の分野ではポスターのレイアウトが異なるのかもしれませんので、

各分野の「テンプレート」を記事内で案内しているとユーザーにとって

優しいですよね。

 

 

では、次に「学会ポスター作成」で上位に来ているサイトは

どんな内容を書いているのか調べていきます。

 

 

・上位サイトからユーザーの知りたい内容を見つける

 

上位に表示されることは、ユーザーに対してGoogleが

「一番おすすめのサイトですよ」と言っているようなものです。

 

武道や茶道には「守破離」という修行のプロセスがあるように、

最短で上達するのなら、まずは基本を身につけることが一番。

 

いわゆる「守」の段階。

 

SEO対策でも、まずは上位サイトを真似ることが大事です。

 

自分が発信したい内容を作成しても良いのですが、

ニーズとズレた内容になる可能性が高く、

その場合は間違いなく上位には来ません。

 

まずは型に当てはめて、うまく行ってから

少しづつ破っていき、最後は完全に離れても良いでしょう。

 

では何を真似るのか。

 

ただただコピペするのではなく、書かれている項目を

真似ていきましょう。

 

僕の場合は、1ページ目に表示されているサイトを

片っ端から見ていき、どういう内容について触れているかを

メモしていきます。

 

合わせて、ツールなどを使用します。

 

「学会ポスター作成」のワードでは以下の内容について

触れているサイトが多いため、その内容を独自性を持たせ

発信をしていくこと。

 

 

ここでも「医療」というワードがあり、

また、「おしゃれ」「初めて」というワードも出てきました。

 

記事内に医療に関する学会ポスターの内容や

おしゃれなデザインにするコツ、

初めての方でも簡単に作成できるコツが

含まれているとニーズを満たしそうです。

 

・SNSからユーザーの生の声を拾う

 

たとえば、Yahoo知恵袋。

 

長らく記事構成の調査をしていて感じるのが、質問サイトの内容が

後にキーワードツールなどのデータとして現れてくるのかなと思っていて、

ツールで調査をしてボリュームの多いワードをピックアップするのも良いのですが、

既に多くのライバルが対策をしていると思います。

 

でも、質問サイトはデータに反映される旬な悩みが

たくさん転がっているので一つや二つ記事内に追加すると

他記事との差別化が図れたりします。

 

たとえば、こんな内容です。

 

学会ポスター発表の作り方。手作りしたいです。これまで全く経験がありません。 A4の紙をペタペタ貼っていく形にしたいですが、印象悪いですか? 見出し、本文のフォントはどれ位の大きさにしたらいでしょうか?色は何色位使えばいいでしょうか?

 

作り手にとってかなり気付きを与えてくれる質問内容と思います。

まずは、学会ポスターを初めて作られる方というのが分かります。

 

その方は、根本的な作り方を御存じないためA4サイズの紙を張り付けていく手法を

考えられています。本来の作成方法と大きな食い違いがあれば、

 

「学会ポスターをA4で作成した紙を張り付けて作成しようとしていませんか?」

 

という切り口から初めての方の作成方法(構成やフォントサイズなど)や

印象の良いおしゃれなデザインで

作成する方法の内容に繋げることができます。

 

このように生の声を調査することで、キーワードではイメージしにくかった

背景や詳細な内容も発見することができるでしょう。

 

 

・集めたデータを構成案に落とし込んでいく

 

 

調査した内容を構成に落とし込んで、

ユーザーが欲している内容の記事に仕上げていきます。

 

学会ポスター作成では、以下の内容だとユーザーニーズを

満たす記事になるのではないでしょうか。

 

【初心者必見】学会ポスターをおしゃれで分かりやすいデザイン・レイアウトで作るコツを解説

h2:学会ポスターを作成する意味


h2:【パワーポイント編】印象が良くわかりやすい学会ポスターを作るコツ
  h3:パワーポイントの初期設定
  h3:レイアウトの種類とコツ
  h3:デザイン
  h3:フォントサイズ・種類
  h3:サイズ


h2:実際に学会ポスターを1から作ってみた

  h3:流れと各項目の解説


h2:学会ポスターの見本一覧
  h3:医療分野
  h3:●●分野
  h3:●●分野
  h3:研究課題
  h3:海外の学会ポスター

h2:学会ポスター作りの際におすすめテンプレート
  h3:医療分野
  h3:●●分野
  h3:●●分野
  h3:研究課題

h2:学会ポスターを印刷する場合の注意点
h2:学会ポスターに関するQ&A
h2:まとめ

 

もう少し深堀した調査をすれば、細かな内容に落とし込めますが、

大まかな構成はこのようになりました。

 

【パワーポイント編】としたのは、別の方法で作成する場合も

あるかもしれませんので、その場合はリライト時に【●●編】として加筆すると

良いとでしょう。

 

作成するにあたり自分の強みを如何に出していくかがポイントになると思います。

 

例:

 ・発表後にスタンディングオベーションが起きた学会ポスター

 ・30年間学会ポスター作りに携わっている

 

そういう強みがあれば織り交ぜていくと独自な記事になっていくと思います。

 

まとめ

Google検索で上位を取るにはユーザーニーズに沿った記事を

作成することが重要です。そのために何を求めているのかを、

キーワードの視点、ライバルサイトの視点、ユーザーの悩みの視点で

見ていくと記事に織り交ぜた方がよい内容がみえてきます。

 

その内容をユーザーが読み進めたくなる順番で

書いていくことで上位に表示されるようになります。

 

ご参考まで。

 

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