心温まる良い映画だった。



と、思う。

少なくとも、後半はとても良かった。









なぜ、こんな中途半端な感想なのかというと、前半部分を集中して観ることが出来なかった為だ。

起因は隣に座った人にある。









映画を観ようとする際、事前に座席予約をする。

その時、隣に人がいない席を選ぶ。

なるべく真ん中辺りが良いが、1席飛びで座る為に端っこにすることもある。

今回は真ん中の良い席が取れた。

さて後は、隣に誰か席を予約しない事を祈るのみ。








当日、時間になり予告が始まる。

やったー!隣に誰も来ない!




いや、来た…




本編が始まる直前に…





まあ、仕方ないよね。

ガタイがでかい男性だな…

肘掛けを譲ることにした。

心の中で、どうぞ、ご自由にお使いください。










本編が始まる。


ガサゴソ、ガサゴソ…(リュックの中を探ってる?)


ガタガタ(何度も座り直している)


ガサガサ、ゴトゴト…(カバンを持ち直したり、座り直したり、前のめりになったり、椅子の背にもたれたり…)


煩いなぁ…


たぶん、1時間くらいはガタゴトしてた…

足を組もうとして組めず、身体を揺すったり、座り直したり、鞄をいじったり…

うざっ!









映画に集中しようとしたが…

あまりの煩さに所々しか覚えてない…



映画が始まる前に、前のめりにならないようにと注意がされるが、そんな人はいないと思っていた。

が、見事に、やられた。

前のめりになり過ぎというか、前の席の上にまで身を乗り出していた。

びっくり!








注意するか迷ったが、一般常識がない人って注意されるといきなりキレるよな…と思い、注意せず、席ガチャ外れと思うことにした。

少し障害があるのかもしれないしな…





おかげさまで、前半の記憶がすっかり飛んでしまった。

なぜか、後半は静かになった。

おかげで観ることが出来たのだが…


えっと…話の流れがちょっと…

この人、どんな立ち位置の人だっけ?

えっと…

非常に謎めいた映画になってしまった。








ちょっと変わった先生と、素直じゃない生徒の話、で合ってるだろうか…?

そこに、お料理するおばさんと掃除のおじさんが加わる…で合ってるかなぁ…

びっくりするくらい性格の悪い奴、さすがアメリカって感じのお金持ちも出てきた。

もしかしたら、どこか違っているかもしれない…

最後は先生が犠牲になって、この素直じゃない生徒の将来を助けたみたいだが…

この先生、この先、どうやって暮らしていくんだろう…




中途半端な見方をしてしまったので所々判らず、いつか、もう一度観たい映画になった。

でも、心温まるストーリーなのは間違いない。

説得力にかけるが…(笑)