40代以降の男性でも無理せず
大人の魅力で格好良く変わっていける
マジックのようなファッション
=ファッションマジックをお伝えする
ファッションマジシャン yutakaです。

外出自粛がまだまだ続けた方が
良い世の中。

こうなるとやはり買い物は
ネットショッピングが多くなりますよね。

私もネットで服を物色する機会が
多くなりました。

でも、最近の悩みは
「ストレッチ素材が多い」こと。
私、ストレッチ素材には失敗してるので
基本的に好きじゃないんですよね。


◇ストレッチの失敗とは?
ストレッチ素材。買った時はまあ
良い事が多いんですよね。
ぴったりサイズでも苦しくならないし
脱いだり着たりもスムーズだし。

普通はそうですよね。
でも、私は買った時から変な服に
当たってしまった事がありました。

ストレッチジーンズを買ったんですが
なんだか、ウエストがゆるい。

ゆるいというか、波打ってる。
ジーンズだから、生地は厚め。
薄い服ならアイロンをしてないと
波打つ感じになる事はありますけど。

生地の厚いジーンズですよ。
なのに、波打ってる!

穿いても、腰回りがゆるゆるで
落ち着かないんですよ。
変にゆるいから、ベルトしていても
気持ち悪い。

これが、ストレッチの失敗だったんです。


◇ストレッチ素材とは
この失敗を理解するには、
ストレッチ素材が何なのか?を
理解する必要があります。

ストレッチ素材って結局、
ゴムみたいに伸び縮みする素材を
使うか、もしくは織り方や編み方で
伸縮性を持たせるか?
です。

ただ、いま世の中で多く出回る
ストレッチ素材の殆どは
伸び縮みする素材を使っています。

さらに、伸び縮みするその
素材の種類も、ある素材が殆ど。

この、多くのストレッチ素材に
使われる素材が、失敗の元に
なっていたのです。


◇ポリウレタンという素材
その素材とは、ポリウレタン。
ポリエステルと名前が似てますけど
全くの別物です。

服のタグに付く素材表記では
PUなんて書かれる事もあります。

これが、実はかなり気を使う素材
なのです。

服をお伝えするプロとして
年々、このポリウレタンを説明する
機会は増えています。

だって、色んな服に使われるから。

で、このポリウレタンは何が問題なのか?

まず、ストレッチ機能は長く保たない。
このポリウレタンという素材が作られてから
2〜3年程度が寿命です。

服が作られてからじゃないですよ。
服を作るための糸の素材として
作られてからです。

だから、例えば糸になって1年経ち
服になって売れずに2年経った服を
買ったら、、、
もう、ストレッチ機能がなくなって
しまっている可能性があるのです。

で、私はそういうジーンズを
買ってしまったから、
ゆるゆるだったんです。


◇一概に言えない部分もある
ただ、ポリウレタンの入った全部の服が
全部、ゆるゆるで型崩れを起こす
という訳ではありません。

私の服でも、中には、10年以上経っても
普通に着られるものもあります。

せっかく気に入って買う服なら
長く着たいですからね。

そういう時の見極め方としては

・ポリウレタンは5%未満のものを選ぶ
・生地自体がしっかり厚みのあるものを選ぶ

このあたりが目安だろうな。
というのが私の経験値。

例えば、最近私がこの目安で選んだ
ストレッチ素材の服はこれ。

どちらかというと、長く着るというよりは
いまの気分で着る服として選んだので
ストレッチでも良いかなと。
ただこれ海外製の生地で、細かい繊維の素材が
分からないんですよね。

確実に長〜く着たいなら
ポリウレタンが入っていないものを
選びます。

しかし、このジャケットの様に
気に入ったデザインの服に
ポリウレタンやストレッチ素材が入っている!
なんて時には、この目安で選ぶと
失敗が少ないな、という印象なのです。


◇ポリウレタンって色々使われている
ポリウレタンって、結構色んなところに
使われているんですよ。

カメラやスマホのケースなんて、
表面にポリウレタンが使われる事が多い。
後は雨具。

これらは、防水機能としてポリウレタンが
使われます。

防水という事では他にも
テントなんかにも使われます。

その他、服ではフェイクレザーの
素材として選ばれる事も。

こういうのは、時間が経つと
劣化して、ベタベタになっていきます。

特に、湿度の高いところに置いておくと
劣化が進む度合いが早い印象。

さらに、フェイクレザーなんて
下手なクリーニング店に出すと
一発で表面がボロボロになる事も。

これくらい、ポリウレタンって
耐久性に難のある素材なんです。


◇ポリウレタンの選びドコロ
なので、私はポリウレタンでの
失敗があってから、基本的には
ポリウレタンの入っている服は買わなく
なりました。

とても気に入ったデザインの服に
ポリウレタンが入っている場合は、
先ほどの目安をもとにして、OKなら
買うし、NGなら諦めます。

「安いから、ちょっと着てダメに
なったら捨てればいいよね」
は、環境に良くないですからね。

そして、ポリウレタンの入っている
服を買ったら、保管の時には湿度に
気をつける。

こういう風にする事にしています。


一見すると、着易くて便利そうな
ストレッチ素材ですが、
選び方によっては、注意が必要なのが
この素材なんですよね。

ぜひ、ストレッチ素材を買うときの
参考にしてもらえたらと思います。

 

「着やせ×モテ×着回し」ファッションマジック
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