〈ストーリー〉
向いのマンションの一室を覗き見ていた亮太は、異変に気付いてその部屋へと向い、女の死体を発見する。
するとそこに若い女“アカネ”が現われ、殺人犯と疑われてしまう。
亮太はやむを得ず彼女を自室に連れ帰って監禁し、潔白を証明する為に真犯人捜しを開始する。
しかしタイムリミットは、朝になるまでの5時間あまり。
そんな中、なぜか捜査に協力してあげると申し出るアカネ。
2人はお互いに秘密を抱えたまま、ネットやケータイを駆使して事件の真相解明に乗り出すが…。

〈感想〉
人気本格ミステリー作家の我孫子武丸原作の同名コミックを「BADBOYS」の三浦貴大とTV『純と愛』の夏菜主演で実写映画化した異色の密室謎解きミステリー。
つまらなくはないんてすが、わざわざ映画にするような題材だったのかな?
何て言うか、推理ゲームとか探偵アプリにありそうな唐突感があるので、いきなり犯人が現れたって感じがしてミステリー感が弱い。
例えるなら、本筋から逸れる選択肢を選んでしまったって感じ。
それでいきなり主人公が犯人になったり、恋人が犯人になったり…と、『いきなりッ?!』と言いたくなる犯人なのです。
ワン・シチュエーションと
言うのは嫌いではないですし、SAWみたいに作り方次第では傑作さえ生まれる可能性もあるので、日本でもどんどん作っていってほしいです。
夏菜さんは好みのタイプではありませんが、目の保養にはなりました。