
《ストーリー》
ジャーナリストのゴードンは、紛争地帯でスクープを探し回っていると、現地の少年から一冊の日記を渡される。
そこには、ある出来事により全ての男がいなくなり、女だけが住む夢のような村の事が書かれていた。
そんな日記を読んだゴードンは、半信半疑ながらも新たなスクープを得る為にその村を探す事にする…。
《評価》
これはコメディなのかな?
ちょっとシュールな感じがしますね。
この村の女性たちは学校には行かず、字が書けなければ読めない、全ては男性に任せていると言ったひと昔前の男尊女卑っぽい感じです。
そんな村である日、革命軍への強制参加の為、神父(ともう1人)以外の男性が居なくなってしまったからさあ大変。
男性が嫌いな女性が村に来たり、神父の淫らな考え(男の子を産むキャンペーン)で神父が村中の40歳以下の女性とセックスをしたり、村中がレズビアンだらけになったり…。
結局は神父が“種なし”だったせいで誰ひとり妊娠する事はなかったけどね。
そんな村の事はジャーナリストのゴードンが日記を読んでいると言った体で進んでいき、ゴードンはゴードンで話が進んでいきます。
とは言え、ゴードンの方は村に来た時の時間も含めて3分の1もないくらいしかありませんし、ゴードンが村に辿り着くのはあと30分くらいで終わるであろう頃。
じゃあ、このゴードンは何なんだ?って感じですよね。
物語を始める為の本読みさんです。
そもそもこの作品自体、一体何を描こうとしているのかがサッパリ分かりません。
神父には気をつけろと言う事なのか…。
さらに邦題が内容に全く関係ないと言うのが最悪ですね。
こんなタイトルとジャケットだから、ラブコメかと思って観る人も多い筈。
かく言う自分もその1人ですが。
ラブコメではないので、要注意。