
《ストーリー》
1988年10月、アラスカの地方テレビ局のリポートのアダムは、バロー岬沖の氷上で、小さな穴から息苦しそうにして頭を出す3頭のクジラを発見し、それをニュースにして流す。
その地方ニュースはテレビ局のネットワークニュースで流れ、瞬く間に全米で注目を浴びる事となる…。
《評価》
どっかで観た事のある街並みだなぁ…と思ったら、ホラー映画『30デイズナイト』でも舞台になっていたんですね。
ホラー映画から一変して、こんな映画になるとは(笑)
基本的には好きな映画ですし、実話を基に…って事に嬉しくもなります。
…が、心から好きとは思えないし、今後誰かにオススメもしませんね。
『クジラを助けたい』と言う言葉や想いの裏側に『純粋さ』が無さすぎます。
そりゃあ、何かをするにもお金は掛かるし、それを『善意』で片付けようなんて甘い気持ちはサラサラありません。
だけど、この映画に関しては欲望が溢れすぎいるような気がします。
それを綺麗に描きすぎていますよね。
それに、他人の食文化にゴチャゴチャ言う奴にはイライラしますね。
それを土足でズケズケと入ってきて『○○は食べたらダメ』ってアホか。
豚や鶏だって可愛いし、犬とか猫だって可愛い、イルカやクジラも可愛いと思いますが、それらを食べる文化があるのなら仕方がないでしょうよ。