チーム作りの原則
今回はチーム作りについて書こうと思う。
○方針を決めよう
新たにチームを作ったときなど戦力が新しくなったとき、まず最初にチームのプレーの方針を決めるべきである。攻撃主体なのか、守備中心なのか、走塁など複雑な戦略で攻めるのか、などなど。つまり、この方針を決めることによって練習がだいぶ違ってくる。そして「バランスのいいチーム」というのは避けるべきである。そのようなチームを作るのは、非常に難しい。まず、技術を習得するのは非常に時間がかかることであるし、そこから応用へ持っていくのも非常に大変である。そして、そこまで時間が取れないだろう。体力増強、技術習得。これは時間がかかる。
○練習の順序
まず大きな期間に分けて考える。
基本的には、「技術」→「体力」→「技術」の順序である。最初の技術練習というのは、基礎のプレー。つまりキャッチボールなどから捕球体勢など、攻撃ではトスバッティングなどの基礎中の基礎のようないわゆる「反復練習」である。ここでは質も大切だが、やはり量が必要である。
次の体力練習というのは、前の技術練習で習得した技術を踏まえて、その技術をさらに質の高いものにするとともに力強いプレーにするためである。だが、この体力練習というのもボールを使って走るノックのような体力色を強めた技術練習ともいえる。結局、いつどのようなときもボールを使って試合を想定することが大切であるということである。
そして最後の技術練習というのは実戦に近い形での練習である。ここでは質を最重要視し、とにかく質の高い練習をすること。ここで、今までやってきた技術練習、体力練習が生きてくると考えられる。つまり選手として完成した後、チームとして完成するということである。
○常に試合を想定
練習は何のためにやっているのか?それはもちろん試合のためである。つまり練習のための練習というのは準備運動のみであると考えられる。だが準備運動もチームとして行うことにより、また違った意味も出てくるだろう。
そして、キャッチボールなども肩を作るという意味だけでなく、常に試合を想定して行うべきである。結局、キャッチボールからエラーをしていては試合でエラーをしないわけがない。つねに緊張感を持った練習をチームとして行うことにより、試合でのプレッシャーも軽くなると思われる。
結構いい加減に書いた。