Scavi di Pompei
【ポンペイ遺跡】

イタリアのナポリ近郊にある古代都市遺跡 
(紀元前4世紀以来繁栄した都市 約2万人)
商業が盛んだった湾岸都市でもあった一方
噴火まではぶどうの産地でもあり
ワインを運ぶ為の壺などが多数出土された
主な産業はワイン醸造だったことが伺える

西暦62年2月5日 ポンペイを襲った激しい
地震により大きな被害を受けた
町はすぐに以前よりも立派に再建されたが
完全には再建作業が終わっていない
79年8月24日の午後1時頃ヴェスヴィオ山が
大噴火し一昼夜に渡って火山灰が降り続いた
翌25日(噴火から約12時間後)の噴火末期に
火砕流が発生しポンペイの町は一瞬にして
約5メートルの深さまで町全体が飲み込まれ
完全に地中に埋もれた
降下火山灰はその後も続いた
(火砕流=火山が噴火した時の火山灰、
高温火山ガス、溶岩片などが一団となって
雪崩のように山の斜面を流れる現象  )
時速100km以上と記載
多くの市民は火砕流発生前にローマなどへ
逃げたが何らかの理由で留まったうちの
約2千人が火砕流の犠牲となった

噴火によって壊滅した後は二度とそこに
集落が作られることはなかったが
1,000年以上そこは「 町 」と呼ばれていた他
散発的に古代の品が発見されていたので
下に都市が埋もれていることは知られていた

1748年に再発見、発掘が断続的に開始
現在は主要な部分が有料で一般公開されている
火山灰を主体とする火砕流堆積物には
乾燥剤として用いられるシリカゲルに似た
成分が含まれており湿気を吸収した為
町全体を隙間なく埋め尽くした火山灰によって
壁画や美術品などの劣化が最小限に
食い止められ保存状態の良いフレスコ画など
当時の文化をそのまま伝えている

遺跡は「 ポンペイ、ヘルクラネウム及び
トッレ・アンヌンツィアータの遺跡地域 」
の主要部分としてユネスコ世界遺産に登録


 Wikipediaより抜粋 





カプリ島からソレント港に戻った頃にはだいぶ日も傾いていました
時刻はもうすぐ16時時計

観光にあまり興味のない主人が唯一行きたいと言っていた POMPEI遺跡

私のわがままで朝からカプリ島へ連れて行って貰ったので、私はどうしても主人をPOMPEIへ連れて行ってあげたかった...

急がなくっちゃ時間がない←毎度毎度ほっこり汗


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主人は朝、列車の時間を調べていたみたいだけどカプリ島に行くと決めた時点で既にPOMPEI 行きは諦めていた様子

 「 行くだけ行ってみようよ! 」

 「 列車の本数がないからもういいって...  」

 「 じゃあタクシーで行こうよ! 」

 「 タクシーなんか捕まえられないからいいって... 」


車DASH! ブ〜ン...


揉めている私達の目の前を1台のタクシーが走り去って行きました...

 「 ちょ、ちょ〜い おいで 待った〜〜〜パーパーパー 」

運転手さんは、背後から追う私に気付いてくれました!

メイン通りだったので車の通りが激しい事もあり「まぁ、とりあえずいいから乗って。」と...    

「じゃ、お願いしまっス!」...なんて乗らないよぉ...   金額を教えてくれないと!

なかなか金額については答えてくれなかったけど、ついに私のしつこい質問攻めに負けた運転手さん「ん...  だいたい80€〜90€?わからないよぉ... 」と答えてくれました。

よし!金額が口から出た!交渉開始!

まぁ、金額の検討がつかない程の遠距離だったことを、この時点で私は知る由もなく...  そこへようやく主人がゆっくりと到着。主人に運転手さんから言われた金額を伝えると

「もういいってぇ...」

でも運転手さんは待ってるし...  

「じゃあ〜60€だったらまぁいいよ...」

 「60€でいいですか(*☻-☻*)?お願いしまっス! プリ〜ズ!プリ〜ズ!」

運転手さんはOKしてくれました
優しい運転手さんだった、本当...
急いでいる事も伝えたので猛スピードで走ってくれたし... 

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こんなに夕陽がキレイだというのに、主人ときたら 「 もういいって言ってんのに! ...ったく 」 みたいなオーラ全開 いつもこんな調子なので慣れっコです
車内は終始無言
そんな最悪空気もなんのその口笛
主人に覆い被さり写真をパチリカメラハッ

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猛スピードで走ること約1時間30分、私が予想していたよりも全然遠かった笑い泣き
遠かったというより抜け道がなく海沿いの一本道だった為、渋滞もしたから...
到着寸前に運転手さん「おそらくもう閉まっていると思うよ。」って...

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ガーーーンチーンガーン
...って...薄々わかってた、暗いもんね汗

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17:30頃到着。受付を閉めようとしていたお姉さんに一応お願いしてみたがやはりダメだったショボーン

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遺跡見学を終えた人達がチラホラと戻ってくる時間だったから門は開いていたニヤリ
よし! どさくさに紛れて強行突破だ!うりゃーーッ!  と、一瞬考えたけど門には2人いたから...   多分すぐに捕まる

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主人は黙ったまま隅から隅までじっくりと読んでいました。
周辺を1人で歩き周り、途中姿が見えなくなったけど...  見学したかったんだろうなぁ...   間に合わなくてごめんねショボーン

実はここまでのタクシー代、メーターを見たら120€だったガーン
でも...優しい運転手さんは60€でいいよ!って...   

本当にありがとうえーん

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《Scavi di Pompei》

Via Villa dei Misteri 2
80045 Pompei Napoli Italia
+39 081 857 5111
+39 081 857 5347(info)

4月〜10月 
月 - 金 9:00 - 19:30
土 . 日 8:30 - 19:30
最終入場時間 18:00

11月〜3月
月 - 金 9:00 - 17:00
土 . 日 8:30 - 17:00
最終入場時間 15:30汗

❶ヴェスヴィオ周遊鉄道
Statione Napoli Piazza Garibaldi駅
⬇︎
(約40分)
Pompei Villa dei Misteri駅下車
(遺跡入り口近くで下車できる為、お勧め)
or
❷トレタニア鉄道
Napoli Centrale駅
⬇︎
(乗車時間はだいたい同じかと...)
Pompei駅下車



惜しい!冬じゃなければ入場できた!
つか15:30てぇ... タクシー乗る前から
無理だったーーーッ笑い泣き



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主人が1人で周辺を見てる間、私は閉店間際の売店のお兄さんに頼みこんで、この↑ポストカードを1枚売って貰いました。
いつか主人にメッセージを書いて渡そうかなぁと...
「またいつか行こうね!」なんて今はまだ言えない。また思い出して機嫌が悪くなっちゃうから  いつかね、渡します!



 「 行くよ!」
 「 はーい!」


帰りは列車に乗ってソレントまで戻りました。相変わらず主人は機嫌が悪かったけど私は隣でグーグー眠っちゃいましたてへぺろ




最終日へ続く。。。




長くて大変申し訳ありませんでしたm(_ _)m
最後まで読んでくださって本当にありがとうございます   書いてて...  これ読むの面倒だろうなぁって私自身思っちゃいました  ごめんなさい汗
もしよろしければまたお付き合いください





ではまたバイバイウインク