Praça do Comércio《コメルシオ広場》からトラムに乗りBelém地区へ向かいます
トラムを待っていたら。。。
『ない!』
さっきのグロリア線で使った"1Dayカード"がない、ない、な〜い!
落どじだ〜 またやっても〜た
主人の『またやらかしたか』視線を背中にひしひしと感じながらカバンをゴソゴソ探しだけど見つからず
そんなことをしている間にトラムは通過
決断の早い←短気ともいう 主人は『もうタクシーに乗ろう!』と。
いつもトロい私に文句1つ言わない主人には本当に感心してます
タクシーで走ること約30分。ようやく目的地に到着しました。
Mosteiro dos Jerónimos
《ジェロニモス修道院》
こんなにもう真っ暗だし〜〜〜←私のせいだし〜
1983年ユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録。
ポルトガルの後期ゴシック様式の代表的傑作とされていますが、ルネサンスの影響も受けたとあります。
また回廊にはマヌエル様式の繊細な装飾も高く評されているとのこと。
ポルトガルでは"最初"の世界遺産だそうです。
1502年にVasco.da.Gama(ヴァスコ.ダ.ガマ)によるインド航路発見と開拓、そして大航海時代の先駆者エンリケ航海王子の偉業を称え、マヌエル1世(王)によって着工されたが途中中断などもあり、完成までに約300年もかかったそう。
当初の建築資金はヴァスコ.ダ.ガマが持ち帰った香辛料売却の莫大な利益で賄われたそうです。
またその後も香辛料貿易の利益によって賄われたと。
大航海時代の繁栄を象徴する修道院です。
またこの修道院にはマヌエル1世(王)やヴァスコ.ダ.ガマ、そしてロカ岬の塔に刻まれていた一説の詩人ルイス.デ.カモンイスらの棺が安置されているそうです。
修道院はとても広く、チケットを買うにもかなり並ばなくてはならないようなので、事前にセットチケットなどを購入しておいた方がスムーズかもしれません。
また午後15時以降なら比較的スムーズに購入できるとクチコミにありました
Padrão dos
Descobrimentos
《発見のモニュメント》
1960年にエンリケ航海王子の没後500年を記念して作られた高さ52mの記念碑です。
先程のジェロニモス修道院からテージョ川方面へ。見える位置にあり徒歩圏内です。
こちらの記念碑も展望台になっていて、エレベーターで上に行くことが出来ます。
(よく見ると像の一番後ろに人が!建物の大きさが伝わると良いのですが暗くてすみませんちなみに立ち入り禁止区間で私ではありませんよ)
テージョ川に面した記念碑は、帆船をイメージして作られたそうですが、その周りにはエンリケ航海王子を先頭に、初めて世界一周を遂げたマゼランや、インドへの航路を開拓したヴァスコ.ダ.ガマ、日本にキリスト教を伝道したフランシスコ.ザビエルなど、教科書ではお馴染みの著名人、そして大航海時代に活躍した偉人達 33名の石像があります。
"大航海時代" と、私は簡単に書いてしまっていますが。。。当時の航海とは、果てしなく広い未知の世界へ行くのだから、きっと想像を絶するほどの恐怖心などがあったに違いありません。
前方にテージョ川
写真はこちら側半面しか撮っていないのですが、反対側にもぐるりと偉人の石像があり、同じようにも見えますが1人1人違います。
今にも石作りの帆船が出航するかのような躍動感ある記念碑でした
記念碑前の石畳にはモザイクが描かれていて、そこにはポルトガル航海者が辿った航路と発見した年号がモザイク中央の世界地図に記されいました
このモザイクは1960年に南アフリカ共和国から贈呈されたものだそうです。
日本は種子島にポルトガル船が漂着した1543年ではなく、豊後に漂着した"1541年"と記されていました。
この地図だと日本の発見は一番最後でした
辺りはすっかり暗くなり、観光客の数も少なくなって来ました。
でも『後1つ、あそこ行きたいなぁ〜!』と、4月25日橋(Ponte 25 de Abril)の向こうにある巨大な光る塔を指差すと、主人は無言で私の手を取り歩き出しました
通りに出てタクシーを拾いその旨を伝えたけど、ちっとも英語が通じない
橋の向こうを指差して『あれあれ』とも伝えてみたが、タクシー内からはイマイチ見えない様子
キリスト像のポーズ(飛行機ポーズ)を2人でやってみたり
終いには『リオ.デ.ジャネイロ!』なんて言ってみたらようやく伝わりました←(飛行機ポーズ継続のまま)
他の車がバンバンと走り去るこんな夜中にタクシーの前で日本人2人、あ〜でもないこ〜でもないとバタバタジェスチャーを披露しちゃいましたハハハ...
Crist Rei
《クリスト・レイ》
って、もう夜中だから当然誰もいないし、ゲートが閉まっていて正面にもまわれません
しかも下からのライトアップめちゃ怖いし
すみません ちゃんと紹介出来なくて
1959年に完成した高さ110mのかなり巨大なキリスト像が立っているカトリックの記念碑です。
ブラジルのリオ.デ.ジャネイロにあるCorcovad(コルコバードの丘)のキリスト像を模倣したようです。
この記念碑もまた上には展望台があるので、晴れた日には穏やかなテージョ川と赤い橋(4月25日橋)といったリスボンの素晴らしい景色が見れると思います
実はタクシーの運転手さん、行く途中道に迷ってしまい、迷ってる間はずっとメーターを止めてくれました。とても親切な運転手さんでした
どうやら地元の方じゃなかったみたい
そのままタクシーでホテル付近まで送って頂いたので、主人はタクシー代を少し多めに手渡していました(ありがとう。運転手さん)