Netflixで、2時間ぐらいの映画です!

 

「陰陽師」の先入観無しで、中国の妖怪退治の作品として観るのがおすすめです!BLではないけど、主演二人が男性だとついついBLに見てしまうのはBLの見過ぎの弊害なんだろうか・・・汗うさぎでも主演二人はもちろん、脇役達も見目麗しい男性ばかりで、ストーリーより何より、圧巻の映像美と美男子達で絵が持つのお願い

《香蜜沉沉燼如霜(霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~) 》でお馴染みの鄧倫さま。

《三生三世十里桃花(永遠の桃花~三生三世~) 》でお馴染みの趙又廷さま。この二人が主演でちょっとBLを想像しながら観れるってだけで幸せ照れ飛び出すハート

脇役の皆様。。。美しい方ばかりラブ

ストーリーとしては、大蛇の魔物が、数百年の眠りから目を覚まそうとしていて、陰陽師たちは、その大蛇の魔物の覚醒を阻止しようと奮闘するけれども、いろんな事件が起こって仲間の死の真相を突き止めたり、宮廷に渦巻く恐ろしい陰謀を解明しながら、大蛇の魔物から天都を守るお話。

 

前半はストーリーが分かるようで分からないようで、でも映像美と男性陣の美しさで完全に絵が持つし、後半は一気に色々解明されて内容が入ってくるから面白くなる。もうね、ほんと映像美と男性陣が素晴らしい。あと、登場人物みんな一つ一つの所作が丁寧で美しすぎる。息を呑むほど美しい所作。

少しネタバレありで感想書くと、

不老不死の体を手に入れて何百年生きる弊害を語る場面が印象深くて。恋した人も、愛した人も、数えきれないくらいみんなそばを離れていって死んでしまうし、自分だけが美しいまま取り残される辛さ。死にたくても、死ねないという哀しさ。しかも周りに不老不死を隠すために、何度も何度も身分を変えて暮らさないといけない。

 

古の皇帝や権力者は不老不死を追求する人も多いけれど、不老不死ってそこまでくるとただの’’呪い’’なんだな、って感じた。一緒に生きたい人、守りたい人がいない世界で、ただただ死ねないことの辛さは想像を絶する。「死を迎えることができるのは、人に与えられた最大の祝福である」と昔どこかで見たことがあるけど、そういうことなのかな、と・・・。

2時間ぐらいだから、長編ばかり見てる身としてはちょっとボリューム的に見足りないような感じもするし、ストーリーが少し粗いところもなくはないけど、個人的にはそれに勝る映像美で大満足ラブ