本日は妻の葬儀、僕はなんとか泣かずに妻に最後のおはようを伝えた。妻が亡くなって3日目、まだ妻の夢も見ていない。それは妻が自宅にまだ一緒にいるからだろうか。
妻には、今日はたくさん家に人が来て少し賑やかになると話した。楽しく過ごそうって。
妻は変わらず今日も可愛い、まるで眠っているお姫様のようだ。チューでもしたら目を覚まさないだろうか… そんなバカな事が頭によぎってしまうくらい僕はかなり落ち込んでるんだと思う。
今日はお別れ、本当のお別れ、今日の午後にはもう妻の影も形もなくなる、なんだか辛い、寂しい。今日は僕は切り抜けれるだろうか。
…なんて書いてて妻を見ていたらやはり泣き出してしまった。僕は相当ダメになっている、今日はお葬式、お別れでも泣かずに乗り切れるだろうか。正直その自信は全く無い。
僕の奥さんが可愛い、見ていてずっと思う。なんで妻なのか、なんでこうなった、しつこいけどこればっかりだ。ずっと乗り切れずにいる… これは時間がかかりそうだ。
その反面、息子はなぜか強い、今日は車での移動もある、息子に助手席に乗ってもらい、横にいてもらいたい。息子の強さを少し分けてもらおうと思う。今日このタイミングで、本当の意味でこの息子に頼りたいと感じる。この変わらずの様子が心配な反面、頼もしくも思えるし、正直助かる。これで子供まで落ち込んでいて何もできない状態だったらたまらない。
妻との1番の約束、息子が大人になるまで面倒見る、サポートする、それは絶対に守る。でも今少しだけ僕に力を貸して支えてくれ、今日のお別れを乗り切るために。