息子と2人で久しぶりにお泊まりに来た。これまでと大きく違うところは、妻の様子だ。もうそんなにたくさんお話しできる感じじゃなかった… 痛みがひどいので強力な鎮痛剤で緩和している状態。そのきつい鎮痛剤の副作用もあるのか少しぼーっとしている模様。


コンビニでスイカがあったのでスイカカットを買ってきた。3切れくらい食べただろうか。あと牛乳も飲んでいた。飲み薬があったけどもうそれらは全部点滴になったみたい。少食で偏食なためろくに食べないのとここでもやはり普段から動くことが他の患者より少ないみたいで、もう細く痩せ細っている。筋肉もなくなり脚もぷらんぷらん。この辺は本人の普段の生活スタイルがモロにマイナスに作用。体力がとことんなく、心臓も弱る状態。この、食事や運動しない件についてだけは、妻独自の性格からくるもの、1番初めの入院から一時退院の時など、もう少し努力の余地はあったと今でもやはり思うのが正直なところ。


そんな中、レインボーブリッジのそばで花火が上がった。Star Islandのショーだ。本日はあいにくな天気だが決行したようで、それでも割と見れた。病室の向きも良かった、一緒に花火のショーが見れて良かったかな。


でも妻の様子が日に日に悪くなってる様子… 素人でもわかるかな。LDHは本日は測ってないとのこと、それはどういうことなんだろ。単に週末は稼働してないからなのか、もはや妻はもうモニタリングから外れ単なる緩和ケアにシフトされたのか。でも様子から見て腫瘍の再増殖が発生してる感がある、LDHは昨日より上がってるような気がする。週末あけて測るともう15,000とかになっている不安はある。もうそれだと順調に20,000のコースで懸念通り今月で妻は亡くなるコースだ… そんな見積もりや想定、なんとかひっくり返してくれないものだろうか、

何か奇跡を🥺


花火を見たあと、妻は眠いらしく寝始めた。僕らが両サイドにいるとはいうもののそんなに話もできてない、というか妻の元気が無い。今夜は最高の夜にしたかったのだけど僕が思っていたほどうまく盛りだくさんにはできなかった。


呼吸が浅く寝ている妻の様子が聞こえる。妻のベッドの横に備え付けた簡易ベッドから手を伸ばして妻の細くなった腕をそっと握ったけど、細い、すごく不安になる。


明け方頃、妻の様子が少しまた辛そうになったのと触ると体温が暖かいので熱を測ったら38.1℃あった。発熱している。看護師を呼んだけど血圧を測って問題ないのでまた様子見。どのみち日曜日だからまだ病院は何もしない日だ… 血圧だけ測って問題ないからこのままって… 循環が保たれてはいるけど安全材料は限定的だよ。


この様子、症状はセオリー、医学的にはまさに終末期の兆候に当てはまる。いったいLDHはどれくらいまで上がったのか。やはりまた何もしない週末で悪化させてるような気がするよ。何度も言うけど、病気に週末は無いから。今日の日曜日、このまま放置していると今日の後半から明日にかけて危篤になるのでは? 

今晩はお泊まりできないけどとても不安だ… 



この妻の様子、もう典型的ながん患者の終末期の様子な気がする。゚(゚´Д`゚)゚。


やはりもう希望も何も無い、のか、もうダメなのは決まっているのか、それは病院側もわかって…? 


妻が死にそうだよ。゚(゚´Д`゚)゚。