やはり、よろしくない話であった。

自分の医学的な目線からの分析があまりにも細かく正し過ぎて非常に残念だ… 


Pola-B療法を開始して1週間、週末までに少しずつLDHの値が下がってきたものの、ここ最近その下げが横ばいになり下げ止まってしまった。下げたと言っても10,000を少し知った程度で9,000台であり、異常値には変わりない。


ここでの不安要素は、ここからの反転で再び上昇… こうなるともう終わりだ。妻は確実に近いうちに死ぬ。妻の場合、LDHが上昇し始めるとすごい早さで上がる、そうなるともうたちまち致死レベルまでいってしまう。


もう妻は数日後に死ぬのか? 

そんな段階まできた、なので今のうちに会っておくべき人などいたら連絡を、と言う話でもあった。また、少しの間でも帰宅したいかどうなのか、と。

僕はそれは本人に聞いてくれと、本人に話してくれと医師に伝えた。もう妻とはろくにちゃんとした会話にならないのだ。病気の話とかになるとやりとりしなくなる、そのほか大事な話とかになってもそうだ。今しなくてもいいめちゃくちゃどうでもいい話しか返信が来ない。なのでもう僕ではダメだ、医師からはっきりと伝えて、要望を聞いてほしい。


この期に及んで妻の難ありの性格でとんでもなく大変だ。そして、大事なことは一つもしてくれず、共有してくれず、こんな状態になった。僕に情報共有など一切されないままだ。もう最低最悪だ、知ってたけど、本当に最悪だ。知ってた状況だけど考えるともう吐きそうだ。


そして今のこのタイミング、息子はテスト期間中である。中学受験の時もそうだ、それの直前で病気になり入院して全て僕にいきなり丸投げになった。1番勉強や受験にうるさかった本人が最終的に全ての邪魔をした。もう色々と最低。中学受験生のためのイベントなどを優先してまだ びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 になる前に治療を施す予定だったのにそれの予定を全て先送りに何度もして予定日の数日前にびまん性に急変した。その辺でもう運命の分かれ道だった。


妻にはもっとたくさんできる事があった、向き合い方ももっと違ってるべきであった、でももはやそれは本人の問題。どうすることもできなかった。そしてこれが現実、結果だ。妻の多くの点においての僕の懸念と不安は全てよろしくない結果を出すものとなった。


自身では何の努力もせずに、全て薬や病院に丸投げでいろんなことをやった、それでも頑張ったとは思う、しかし、本人がそれまでにできることはたくさんあったと思うが、もう全てが遅い。



まだLDHの数値が現時点で反転したとは聞いてはいないが、正直なかなか厳しい。このレベルで下げ止まっていては良い転換の想像が全くできない。もはやこれまで、かもしれない。


まだ生きているのにって思うけど、そろそろ葬儀屋について調べたり、費用なども考えたり、それらの準備をしなければならない。こんなのが取り越し苦労であってほしいが、もう… この状況では… 



やはり、神も仏もそもそもいない。僕はそれについてもやはり正しいようだ。そしてこれから僕にはとんでもなくめんどくさい状況が待ち受けていることだろう。妻が何も共有してくれなかった事柄が多く、というか、僕が何を知らないのかわからないのである。本当にこれからとんでもなく大変になる。妻にいくら話をしても無駄だった、何一つ協力してくれなかった、そしてこの結果。

やはりこうなった… 


僕の人生には不幸と絶望しかない。そしてテスト期間中の息子… とにもかくにも全てが最悪である、全てが。



僕は家族を持って人生失敗したという結果を受け止めなければならない。でもそれは自分の選択肢であり犯したミス、自分の責任。面倒な状況だけ、リスクだけを生み出した結果となってしまった… 


これからどうしようか、本当に。。。