今朝も妻からおはようのメッセージをちゃんと受け取った。本当にたったこれだけのことだけどすごく嬉しい。


変なことが起こっているとこれが無くなるから… 


そして今は面会があまりできない。1日に1組だけで、昨日は妻のお母さんが自宅に帰る前に朝に妻に面会していたのでそれで昨日は終わりとなった。それも少しゆっくりしていると途中でそろそろ帰ってくれと言われたようだ。


息子が妻に会いたがっていて今日学校から直帰で病院に行くという。その予定なので息子に譲る事にした。息子は妻に会いに行くときに僕がいない方がよいらしく、1人で行きたいという。特に話すこともそんなにないと思うけどきっとマミーにしがみつきたいんだと思う。僕の前ではしない。


僕もすごく妻に会いたい、何を話すでもなく顔を見て側にいたい。でも息子にこれは譲る。


こんな状態な患者の家族に少し厳しいルールに思えるが、こんな状態だからこそ患者をなるべく疲れさせず、余計な感染などの防止のためなのは理解してるけど会えないのは辛い。それに、前にも似たようなルールのなか会うのを我慢してたのに院内でインフルに感染したと妻から聞いた。その時はバカかと思った。僕らが遠慮してたのにスタッフから(もう感染源はそれしかない)うつされるとか何やってんだとは思ったよ。


ただ、意識がなくなっていたり、意識がクリアでない状態の時は面会のルールが緩和されていたこともあった。その際にはお泊まりとかも息子とやった。


それは大体、患者の死が近い状態にあるのでって事で僕は延命処置をするかしないかの署名を求められた後の緩和。


なので逆手に取れば今は病院からはいつでも会いにきてあげて、できるだけ会ってあげてなどと言われておらず、治療に集中で大事だからあまり接触は避けてくれ、ということで妻のコンディション的に今日明日死ぬかもしれないということではない、少なくても現時点では病院としてはそういう対象ではないと判断されているということ。今後いつでもどうぞと言われたらそれはもういつ死んでもおかしくないというサインでもあるので今は良い意味だと捉えておきたい。


でもそれでも妻には会いたいよ… 


昨日ポライビー投与が開始されたばかり、調べによるとこれの効果が出始めるのは1週間後くらいからとのこと。


僕が調べたところ、正直ポライビーでの生存率は極めて低い、特に妻のこの今の段階でやるやつでは寛解というのはほぼ無理というデータ。少しだけ延命治療ができるというのがデータである。とんでもなく運が良ければ1年とか延命したら今あるみたいだがうまく行ったところで3ヶ月未満とかのようだ。これを見ると本当に辛いところ、あまり希望とも言えない。


それでも、それでもそれが可能なら賭けてみたい。数日と数ヶ月では話が全然違う。


本日は腫瘍崩壊症候群を避けるために一度抗がん剤投与は止めるらしい、そしてまた明日再開とのこと。LD値が15,000もあるのでやり続けて腫瘍崩壊症候群を起こすと治療をストップしなければいけなくなるので命取りになる。病院も慎重にはなっているみたい。

この微調整、コントロール、ここは病院の腕を信じたい。


面会を息子に譲るので僕は今日は会いにいけないけど、また今日も全身全霊で祈る、願う、何でもいいから妻がこれを乗り切れることを、最悪を免れる事を心から願う。


負けるな!!! 僕の大事な奥さん、今回もしぶとく、また戻れ!!! 絶対に負けるな!!! 


奥さんが大好きなのだ、愛してるのだ!!! 


負けるな!!!!!