妻はこれからCAR-T細胞療法に挑むべく、自身の細胞を採取する処置を今朝から始めるようだ。当初目指していたこの治療、やっとこの準備の段階まで辿り着けた。数時間繋がれたまま動けないらしい、トイレにも行けない、太い針とかで足や腕やと体に刺し、形的に貫通してるような形で機械を通して必要な細胞を採取する。4~5時間は動けないとのこと。


大変な処置だがなんとか乗り越えて欲しい。そしてもっと大事なのがいざこれを終えたら自分の細胞が送られて戻ってくるまでの間だ。その間に容体が悪くなるといざ改変された細胞が戻ってきてもそれを体に戻せなくなる。その期間が1か月から1か月半とかかるという。今までトラブルしかなかったので僕には不安しかない。今のコントロールできている状態を何とか維持して自分の細胞が戻ってくるまで待たなければいけない。


なんとか、なんとか乗り越えてこの治療を完走して欲しい。今はそれを願うばかりだ。


年が明けてからまだ烏森神社に一度も行けてない。仕事にも復帰したがあまりにも忙しく、もう普通に時間が無いんだ。


もうここいらで僕らに一つくらい光があってもいいだろう? あらゆる不幸はもう十分以上に味わったよ。ほんとそろそろ勘弁してくれ。ここから1か月半、難なく過ごさせてくれ、ほんとお願いだ。僕は社会に貢献していてもろくに恩恵はうけとらん、そろそろ一つくらい前向きな事があったっていいだろう、なぁ。。。