子供と2人で妻に付き添いのお泊まりが実現した。息子はマミーとゲームして遊ぶんだとたくさんゲームの用意をして病院にきた。妻は息子と桃鉄をやったりマリオカートを3人でやったりして遊んだ。Switchをやったのなんて久しぶりだろう。
僕は今日来れてよかったと思った。毎日1人で病室で過ごしてる生活なんて絶対につまんないと思う、本当は辛いと思う。
妻は途中で寝たけど子供は夜遅くまで1人でゲームしていた。僕も途中で寝てしまった。でも3人で遊べたし楽しかった。子供も思っていたよりくつろげて、いつも通り眠れたみたいでよかった。息子はよく付き合ってくれた、本当にありがとう。妻も絶対に嬉しかったはずだ。アホな子だけど、なんだかんだで心は強い、メンタルは間違いなく僕より強い。こんな今の状況、子供の心に影響して学校に行かなくなってもおかしくないくらいだが息子はそうはならない。僕さえそばにいてやればいつも通りの暮らしができる奴。僕はそれにある程度助けられていると思う。昨晩は本当にありがとう。
それでも朝、妻の様子を見ると胸が詰まる。またベッドから動かない一日が始まってしまう、妻は本当はどう感じてるのだろう、辛いんじゃないのだろうか、寂しいんじゃないだろうか、頭に色々と過ぎる。そしてやはり、どうしてこんなことになってしまったのだろうと何度も考えてしまう。
希望はやはり捨てたくない、もう意味も何もわからなくてもいいから何か奇跡が起きて元の生活をさせて欲しい、それは心から毎日願う、そればかりだ。ほんと漫画とかでよくある、誰かの命を助けられるのなら悪魔でも魔族でもなんでもいいから出てきて何か僕が差し出す条件の代わりに願いを叶えて欲しいと思う。今はそんな事を本当に願っている。神頼みでどうにもならないならこちらもその対価を出す契約でもいい…
僕は運がなくたって自分の力だけで道を作るタイプ、僕の残りの運とかなんでも全て使ってくれていい、なんとか妻と息子と3人元の生活に… 戻して欲しい。僕だけが頑張れば良いならそれで良い、なんとかなって欲しい。
そんな事で頭をいっぱいにしながら、息子と今朝帰る途中で朝マックをして帰宅。猫が色々と汚してる事を覚悟していたが珍しく謎に猫たちは何もしていなかったのですぐに猫たちに食事を与えれた。少しくらいは猫らも僕に協力してくれたか…?