僕の体調も何とか戻り、本日やっと病院での付き添いが実現した。辛い中今まで1人にしててごめんね。心細かったはず、不安だったはず。こんばんは朝までずっと側にいるよ。


現在妻は先日起きた異変から治療の方は滞ってしまった。この状態にきつい抗がん剤治療は施せないとの事… 大きな大きな懸念だ。進行の早いこの病気、治療が滞って勝手によくなるわけがない。


今の状態はほんとはっきり言って体に負担をかけず、水分だけを点滴で供給しているだけ… まるで緩やかに死を待っているだけのように見える😞


中枢神経に入り込んだリンパ腫を何とかするためにきつい抗がん剤を試みたが効いているとは言い難い結果となってしまった今、もう病院としても手のうちようが無い、となってるのかもしれない… 



意思疎通、意識などがはっきりせず、認知能力にも問題がでてきてしまった今、あまりスマホ上での操作は安全では無いと思い、いくつか設定や課金などが発生しそうなアプリを整理しようと妻のスマホを確認した。その際にたまたまメモの中に僕と息子に向けたメッセージを見つけてしまった… 


そんな最近のものでは無く、今回入院してから割と時期に書かれたものだった… 息子宛には僕と仲良くしろ、勉強しろ、ゲームばっかすんな、でも最後に、一緒に過ごした12年間、楽しかった、ありがとう、大好き、愛してる、マミーより… って。僕には連絡して欲しい相手なども書いていた。

それぞれには万が一、とあったので諦めてたものではない。僕が同じ立場でもそうするだろう。いつどうなってメッセージが残せなくなるかわからない。


妻の前だったからそれを見て反応したと出すわけにはいかず、でも、涙で溢れそうになった… 何とか堪えたけど、もう爆発しそうだった。



ある程度の覚悟は、万が一の時には、と… 

奇跡って起きてくれないのか…? 何度でも願っている、烏森神社でつい最近も強く願った。人生最大の、渾身の祈りを込めた… 僕の運は全て使っていい、その分で妻を救って下さい、僕は運が今後一切なくても自分の力で道を常に切り開けるから問題無い。


なんとか、もう一度家族で暮らせるチャンスを貰えないだろうか… 僕らはにはもうそれがなぜか許されないのか… 


臓器でも何でも提供すれば少しでも助けになるなら何でも差し出すけど僕には祈ることしか、願うことしかできない。


妻はよく寝られているよう、これが少しでも体力の回復につながってくれると嬉しい。僕がいることで少しでも妻が安心していられるならとても嬉しい。


今夜は妻の手を朝まで離さない。