オランダでお茶とランチ

オランダでお茶とランチ

おそらくお気楽生活の記録です。

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ロッテルダムのKunsthalでやっているVictor and Rolf展に行って来ました。オランダでは超が付くくらい有名らしいこのアーティスト。25周年を記念した展示だそう。

あんまり期待していなかったのですか、予想に反してかなり面白かったです。

日本の金継ぎにインスパイアされたドレスー。

リーマンショックとかの時期に色んなところでコストカットされていたのを受けて、ドレスもカットしてみました、のドレス

ランウェイを1人で背負ってもらいましょー、ということで照明とかまで付いたドレス。実際にこれを背負ってモデルさんが歩いたらしい。。

しかも足元はヒール付きの木靴。。

ハギレを利用したパッチワークで、ファッション業界のサステナビリティやダイバーシティについてのメッセージを示しているドレス。

あと、この2人の作品は洋服(デザイン)なのかアートなのか?とよく問われるらしくて、それに対してじゃぁアートそのものを洋服にしましょーってなってできたドレス。

モデルさんが来ていた服を脱いでもらうとこんな風にちゃんと額になるらしい
 
結局この2人は、ファッションの世界からは引退する(アートに専念する)ことにしたそうで、その最後のショーがZen gardenというタイトルだったこちら。黒い服を着たモデルさんが次々出て来て、白砂の敷かれた舞台で何箇所かに分散。最終的にはお寺(私の印象では京都の龍安寺)の石庭みたいなのが出来上がってショーを終えたらしいです。

そして引退後の作品がこちら。。ピカソみたいな、絶対に洋服ではない作品。



ツアーの後はウォータータクシーに乗ってらランチへ。

初めて乗りました。ウォータータクシー。結構なスピードでびっくり。

ホテルニューヨークでオランダっぽいランチ。

気温が27度くらいに落ち着いて、でもお天気続きでかなり嬉しいです。ホントにすごい天気の良い夏だ。
少し涼しくなってほっと一息の週末は、オランダ北東部のZwolleとGroningenの間あたりにあるWesterbork通過収容所に行って来ました。

この文字。ふぅー。。

見学できるのは博物館と、収容所の跡地。アムスのJewish Quarterとかにも様々な博物館があるので、ここでは見るのは跡地だけ。跡地の見学は無料で、博物館からバスが出ていました。5分ほどで到着です。


今はほぼ更地になっていて、ポツポツと展示があるだけです。



訪問日に一番近い日付のデータを出しているみたいです。

 
12時と14時にツアーがあるみたいで、私たちがいる間にも2グループぐらいツアーをやっていました。







オランダに来た頃は、ポーランドの強制収容所に行くことも考えていたものの、ここでの生活が長くなるにつれてなんとなく気が重くなり結局行かず。でもこの通過収容所でも十分ずっしりとくるものがありましたー。ポーランド(のあの収容所跡)には、、、私はもう行けないなぁ。

帰りはZwolleでランチ。Zwolleはオランダに2つしかないミシュラン三ツ星レストランのうちの1つがある街です。良い街でした
ものすごい暑さのオランダ。2013年からしか知らないけれども、今までとは比較にならない暑さです。

かなり前から今日は電車に乗ってアンティークマーケットに行く予定にしていたのですが、さすがにこの天気の中では危険!ということで、友達と相談して中止に。。代わりに、涼を求めてアムステルダムにある水辺にランチへ行きました。

中央駅の裏からフェリーに乗って、NDSMへ。

いつも行くのとは違うカフェに行ってみました。

よく行くPllekが貨物コンテナで作られたお店なのに対して、こちらはビニールハウス的な。。
 
ノスタルジック、というか手作り感満載のお店でした。

クレーンホテルも見える。泊まる人、きっといるんでしょうね。。。

涼を求めて行ったのに、水に近いテラスはほぼ直射日光に晒されるので結局中で食べました。そしてあまりに暑かったので食欲もなく、ルンピアとサラダと、イメージだけで注文したフリッツの海藻のせ。。。何かのソースと乾いたノリみたいなのがかかってるかと思ってたのですが、、、、がっつり海藻がのってましたガーン

緑のは中華食材店とかでも売っているWakameなるもの、あと黄土色のは多分昆布をカレーマヨネーズみたいなので和えたものです。

と、文字だとそんなもの食べられるかーってなりそうですけど実際の味は、、、それほど悪くはなかったです。暑さでよくわからなかったという可能性もありますけど。。海藻ってスーパーフードって言われてもてはやされてるから、食べたいという人多いんでしょうかね。

NDSM、久々に来ました。たまにはいいな。

今日は37度の予報で、結局35度まで上がりました。明日も引き続き37度。明日はホントにクーラーの効いた涼しいところに行こうと思います。。

そして、今日の夜はちゃんと寝られるのだろうか。心配ー
ヴェナリア宮殿でランチの後は街中をふらふら。しようと思っていたら雨が降って来たので、雨宿りがわりにカリニャーノ宮殿のガイドツアーに参加しました。

イタリア語なので内容はさっぱりでしたけども。。(ツアーでないと中には入れないので仕方なし)

この階段の上に議事堂みたいなスペースがあって、フェレンツェに遷都するまではここが国会議事堂だったそう。

議事堂の中は見学できず。別の部屋へ。天井が豪華です。

ここで突然、昔の宮廷衣装を着た方々が登場(いやきっと、イタリア語では紹介とかあったんでしょうけど)。多分建物の説明とかしてくれてる雰囲気。。

そしていつの間にか人が増えて、踊り出す!

びっくりしました。お陰でこの部屋はそういうのに使われてたホールだったんだってわかりましたけど。

3曲くらい踊ってくれたので、人数とツアー料金的に多分ボランティアの方々(地元の社交ダンスクラブとかの人たち)ではないかと予想されます。。

主人はしきりに「皆、似合うな〜」と言っていました。

確かに、男性のカツラもタイツもハイヒールも似合ってた(ハイヒールだけは多少の違和感が最後までありましたけどニヤニヤ)。

お夕飯は手打ちパスタのお店へ。前菜にカラマリのフリットとサラダ。


その後にシーフードのスパゲティと

カルボナーラみたいなの。パスタがもちもちしていて、どちらも美味しかった。

トリノのレストランは値段もお手頃なところが多くて良かったです。

イタリアは結婚前に私も主人も割と来たことがあったので、2人で来たのは今回が2度目でしたけど、やっぱりご飯美味しいし買い物できるし観光も充実してるし、いい国だなーと思いながら帰って来ました。

2日目のランチは郊外のヴェナリア宮殿内にあるレストラン Dolce Still Novoへ。この宮殿もトリノの王宮群として世界遺産の一部になっています。

ふつうーーーーの街並みをバスで通って行って、バスを降りて少し歩くと突如始まる、参道?。レストランやお土産物屋さんとかが並ぶ通りを歩いて行きました。

宮殿前(裏かも)の広場。この左側の建物の一角にレストランがあります。


レストランは宮殿内だけど、シンプルでモダンな内装でした。平日と土曜のみのお手頃ランチ(ただしsurprising menu)があったのでそれをオーダー。

バターが4種類。普通のと、アンチョビと、胡椒と、チャイブ味。チャイブはアサツキみたいな、私にとってはネギと同じです。。。(なので食べられない)

たらのクリーム。

前菜はトマトとナスと、パルメザンのクッキーにモッツァレラ。

ここまではさすがーという感じで、逆にこの値段で良いのかな、、と心配していたら、、、メインがラビオリでした笑い泣き うさぎのラビオリ。私うさぎを食べたのが多分初めてで。。ちょっとダメだった。。。

デザートは桃とチョコとクランブルとか。プラムの氷も入っていました。夏らしい。

メインが私だけアンラッキーでしたけど、全体的に美味しくて満足でした!多分、夜でもランチでもアラカルトとかで普通に頼むとものすごい美味しいんだろうなーと思います(お財布は泣くと思うけど)。

食後のお茶を頼んだら、えらい数の種類を持ってきてくれました。中国の花が咲くタイプのお茶とか、あと日本の抹茶もあった(誰かちゃんと点てられる人がいるんですかねー)。

今日はお茶はテラスでお出しします、と言われたので移動しました。貸切。

ここもお茶はお菓子付き。

氷に刺さったチョコたちは、10分くらいでだんだん溶け始めましたけど、、、

宮殿のお庭がよく見えました


市内から1時間くらいかかる郊外で、行きのバスに揺られている間はちょっと後悔しかけたけれど、ゆったりランチができて良かった。