以前から記事に書いていますが、現在の多剤療法での初期治療の成功とはウィルス量を一定以下に一定期間抑える事ですが、成功率は約90%程度です。

もちろんうまくいかなければ薬を変更しながら対処していきます。それでも耐性ウィルスへの感染などで治療がうまくいかない方も中にはいます。

ウィルス量が検出限界未満に抑え続ければ他人に性行為で感染させることはなくなります。

でも以前の記事にも書きましたがCD4の回復には個人差があり一定程度まで回復するとその後横ばいになります。その値が健康な方に比べて低い方も多数いらっしゃいます。


僕の知り合いもHIV発覚から白血病を発症して短期間に亡くなってしまった方もいます。怖がる必要はないけど感染しても平気なんてことはありません。感染しても構わないとは捉えて欲しくありません。

普通の人と同じように生活をできるようになっただけで体の中ではウィルスは消えることはありません。治療がうまくいかない人、治療が成功して一見普通の生活はできてもそれから先の人生で色々なリスクを背負っていくことになる、決して健常者と比べてデータは良くない事は知っていてほしいと思います。




と堅い話になりましが僕の服薬してる薬の見た目を!



僕の飲んでいるビクタルビ配合錠、核酸系逆転写阻害薬2種のデシコビの成分に比較的新しいインテグラーゼ阻害薬の成分ビクテラビルの配合錠です。

難点は副作用について日本人でのデータがないことです。海外での副作用データだけですので今後日本人では副作用の率が全く違うというパターンもあり得ます。





抗ウィルス化学療法剤としか書いてありません。勘の鋭い方は特にゲイの方はこの容器見るだけでもピンときちゃいますね。

蓋と円筒形の乾燥剤に、詰め物(中で動き過ぎないためのクッション材)です。

ビクタルビも湿気には弱いです(僕の場合は容器からピルケースに移すのを月2回くらいに分けて湿気のことを気にしています)が、よほど湿気が多いところに保管しない限りは1ヶ月くらいならプラスチックのピルケースでも全く大丈夫だそうです。

予備薬などの長期保管の際は密封性が高くOリングなどがついているものが良いですね。

今日もみなさんにとっても良い一日になりますように!