
義母が亡くなった悲しみのなか、準備などに追われバタバタとしておりましたが、田舎ということもあり予想以上に義母の葬儀に参列していただくことができ、述べ800名近い人数となりました。
私自身がこれまで参列してきた葬儀の中でも最大の人数に達する葬儀になり、義母、義父の偉大さを感じておりましたが葬儀自体も素晴らしく感動するものでした。
昨年半ばにすい臓がんが見つかり入退院を繰り返しており、年を越せるかどうかという状況でしたが、義父が何気に普段よりも1時間ほど早く病院に向かったのが7日の朝。
そして、義父が病院に到着して間もなく義父の手を握りしめたまま義母が静かに息を引き取ったそうです。
この話を聞いた時にほっとしたのは言うまでもありません。絶対に誰も看取らないまま死なせたくなかったからです。
その後、葬儀の準備があれこれと進ん行き、お通夜から火葬、本葬と続きます。
今回の葬儀は仏式で、田舎ながらのお葬式といった感じです。実家近くの寺院の住職は数十年に渡り故人の人生を見守ってきており、生前の笑い話なども含め参列者に紹介していただけました。
また、故人が生前に参加していた「梅花」も本葬中に大勢のメンバーに詠っていただき、とても心に残る素晴らしい葬儀となりました。
この梅花が奏でられているときに、私の目にも涙が溜まりはじめ、こらえるために上をそっと向き目を瞑った瞬間に義母の姿が浮かびました。
私の目に映った義母は、にこにこしながらとても嬉しそうに歩んでいく姿でした。
素敵な昔ながらの葬儀、大勢の方に見送られ喜んでくれたんだな…と感じることができ、自分もこんな葬儀をしてもらえるようにと心に想いを込めることができました。
一人でも多くの方が、こんな素敵な葬儀で送られますように…
♂ELAMICA
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