
旦那さんは当時93歳、奥さんは83歳の老夫婦。二人は60年間の時を一緒に過ごしてきましたが、奥さんが病を患い痛み止めも効かないほどに…
痛みから逃れたい奥さんは、旦那さんに「もう、痛みに耐えられないし、何もできなく苦しいだけ…殺して欲しい…」と懇願されたそうです。
そして、ふたりで最後の夜を過ごすことになり、幸せな夫婦の60年間分ライフイベントが詰まった楽しい思い出話を続け、最後に妻の願いを叶えたそうです。
法的には「嘱託殺人」という罪名になるようですが、何ともやるせない感じです。。
愛する人が苦しんでいる姿は誰でも見てられないもの。かと言って自信で苦しみを和らげることもできず…お互いに苦しい状況になりますね。
現時点では完全な法の効力が少ない「リビング・ウィル(尊厳死宣言書)」ですが、リビングウィルが有るのと無いのとでは家族の精神的な苦しみも、本人の痛みも多少は和らげることができるのではないでしょうか?
最近の終活サービスには、リビングウィルの作成ができるエンディングメッセージサービスも登場してきていますので、是非とも活用していただきたいものですね。
♂ELAMICA
ぽちっとご協力宜しくお願いしますm(_ _)m