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海外自宅サロン主宰、天然石アクセサリーデザイナー                                      
Life-essenceのシーゲレ陽子です。

 

 

 

 

 

 

朝、バタバタと夜のご飯をセットして出かけ、

帰宅してさぁ、ご飯と思ってお釜を開けると、

え、え、えぇぇぇぇー!!
ご飯が入ってないじゃないですか。

 

私、ちょっと疲れてるかもです。

もしくは何かの障害でしょうか、不安です笑

 

 

そんなボケボケのお母さんを横目に、

子供たちは親の想像を遥かに超えるスピードで、

日々いろんなことを吸収し、

頭をぐるぐる回転させているようです。

 

今年、小学校を卒業する次男の話。

彼はお世話になった学童へのプレゼント代を稼ぐために、

手作りのイースターカードを、

地域の方に販売するというプロジェクトに参加していました。


家でも一生懸命カードを作っている姿を見て、

「まだ目標金額に足りないのかな?」

なんてのんびり見守っていたのですが……。

 

事態は、私の想像の斜め上を行っていて、

なんと息子、数人の友だちとタッグを組み、

自分たちで大量のカードを用意。

「プライベート・プロジェクト」として一軒一軒お家を回り、

自分たちのお小遣いを稼ぐための「ビジネス」を、

勝手に発動させていたのです。

 

 

 

 

 

 

ボスさながらに、

売り上げたお金をドサッと持ち帰ってきた息子。
悪気もなく自慢げに話す息子から経緯を聞いた私は、

「これは、大変なことをしてくれた……!」

夫と相談し、金曜の夜ということもあって学校にも連絡がつかず、

私たちは意を決して警察に相談することに。


幸い、子供たちの「悪意のない行動」として、

大きな問題にはなりませんでしたが、

そのままお小遣いにするわけにはいきません。


他の親御さんとも話し合い、

子供たちも納得した上で、

全額を学校へ寄付することに決めました。

 

「なんてことをしてくれたんだ」
「周りに迷惑をかけてしまった」

そんなネガティブな気持ちが先走っていた私に、

メンバーの一人の親御さんが、

温かい言葉をかけてくれました。

 

「うちの子は引っ込み思案で、

自分から動くタイプではありません。

そんな子が『稼ぐためにどうすればいいか』を自分で考え、行動できたこと。

まずはそれを褒めてあげたい。

きっかけをくれた息子さんに、感謝しています」と。

 

 

 

 

 

 

 

その言葉に、ハッとさせられた私。

彼らは彼らなりに「自立」への一歩を踏み出していたのです。

お金を稼ぐことの大変さ。
ルールを守ることの大切さ。
そして、一歩間違えれば「お金」が牙をむく怖さ。

 

今回の件は、彼らにとって、

何よりの「生きた教材」になったはずです。

未熟な子供たちの失敗や間違いを、

盾となり、矛となって守れるのは、

彼らがまだ私たちの手の届くところにいる今だけ。


「うちの子は、よその子の2、3倍は手がかかるわ」

なんて苦笑いしてしまう毎日ですが、

こうして失敗を繰り返しながら、

強く、たくましく育っていってほしい。

 

……さて、そんな立派なことを考えつつ。
まず母は、空っぽの炊飯器に、

きちんとお米をセットすることから始めなくては(笑)。

 

 

 

 

 

 

そんな、型にはまらない子どもたちを見ていると、

ふと手元のパールが彼らの姿と重なってしまいました。

 

不揃いでカラフルなパールを織り込んで、

デザインされたこのネックレスは、

まるで個性豊かな我が家の子どもたちみたい。

 

一粒一粒が違う輝きを放ち、

混ざり合うことで生まれるエキゾチックな色合い。

それは、他のパールネックレスとは格別に、

確かな存在感を放ちます。

 

整いすぎている美しさよりも、

どこか奔放で、自由な雰囲気が大好き。

 

ボケボケな母と、規格外な息子たち。

不揃いだからこそ愛おしくも感じるこの日常を、

これからも大切に編み進めていきたいと思います。

 

 

 

 

 

                                                                       
海外自宅サロン主宰、天然石アクセサリーデザイナー                                      
Life-essenceのシーゲレ陽子です。

 

 

 

 

 

 

海外生活、子育て、夫婦関係、そして仕事……。

今の私には、心を乱す要因がたっぷり。

だからこそ、どこかに「心の拠り所」が必要だったりします。

20年以上続けてきたヨガは、そんな私を支えてくれる大切な習慣。

 

でも、人からおすすめされた瞑想はどうもだめ。

瞑想しているのに、

頭を空っぽにしたいのに、

妄想やら雑念やらで、

目を閉じると妄想や雑念が次から次へと溢れ出してしまうのです。

 

 

そんな私が最近、

ふと興味を惹かれたのが「仏教」の世界です。

かつての私は、宗教というものに全く興味がありませんでし、

むしろ、若い頃に偏った宗教観を目の当たりにした経験から、

不信感すら抱いていたほど。

 

けれど、海外に来てから、

「宗教」はとても身近なものになりました。

 

いろんな国の色んな宗教の人がいて、

子供たちも学校で宗教を学ぶ授業があり、

宗教が原因で人が争うこともあり、

町には色んな教会がひしめき合っています。

 

そして、私の夫や義理の家族もクリスチャンであり、

生活の至るところに信仰が根付いています。

 

 

 

 

 

 

さて、自分がその影響を受けるかというと、

どんなにキリスト教の教えが身近にあっても、

違和感とまではいかないにしても、

そこに陶酔するということはないのです。

 

むしろ日本から遠ざかっている私が、

今までに感じたことがないほど、

日本の仏教というものに惹かれるのは、

海外にいるからでしょうか。

 

 

それはきっと、海外という荒波に揉まれるなかで、

「悪いことは改め、良いことを積み重ねる」

「嫌なことから逃げるのではなく、忍耐強くそこから学び続ける」

ついつい忘れてしまいそうになる日本人としての在り方を、

肯定し思い出させてくれるような感覚があります。

 

難しい理論はわかりません。

けれど、仏教の知恵を生活に落とし込み、

身近な言葉で解いてくれる教えに触れていると、

今直面している問題に対する答えが、

すーっと心地よく見つかる「土台」ができるのを感じます。

 

 

 

 

 

 

宗教がなぜこれほど長い年月、

人々の心を支え続けてきたのか。

この年になって、

ようやくその理由が分かった気がしています。
 

どんな環境にあっても、

ストレスを生み出しているのが自分自身なのだとしたら。

 

その自分を支え、

平常心を保たせてくれる「何か」を一つ持っていたい。

 

日々髪を振り乱して家族に発狂してしまう時間を、

数秒でも減らせるように。

そんな、ささやかな「心の修行」を続けていけたらと思っています。

 

 

 

 

 

 

波立つ心を鎮め、

穏やかな光を添えてくれる今年のオパール。

例年のシリーズにはない大粒の色が美しいオパールです。

 

日々のコーディネートに寄り添い、

圧倒的な魅力を放つオパールを贅沢に仕立てました。

 

どんな色にも同調し、

見る角度によって虹色の表情を変えるオパールは、

移ろう感情を受け入れながら、

最後には温かい光を放つ女性の心のよう。

日々のコーディネート、

そして懸命に生きる心に、

深く温かく染み入る一点です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                                       
海外自宅サロン主宰、天然石アクセサリーデザイナー                                      
Life-essenceのシーゲレ陽子です。

 

 

 

 

 

 

毎年、約100ほどのデザインを形にしている私。

大切なお客様である友人たちの着ける姿を想像すると、

自然とアイデアが湧いてくる……

そんな幸運な環境に感謝する毎日です。

 

でも、年末などの繁忙期を過ぎると、

ふと「クリエイティブの貯金」が底をつきそうになることも。

 

そんな時、私の心を再燃させてくれる特別なイベントがあります。

それが、毎年3月にドイツで開催される「ミュンヘン・ジュエリーウィーク(MJW)」!

 

 

 

 

 

 

この1週間、ミュンヘンは世界で一番ジュエリーで熱い街になります。

普通の展示会と違うのは、街全体が会場になっちゃうこと。

豪華なギャラリーから、おしゃれなカフェ、アトリエ、さらには道端まで!

世界中のクリエイターたち自慢の作品を持って集まる、

宝探しのようなお祭りなんです。

 

 

 

 

 

 

今年はスケジュールがタイトでしたが、

参加作家さんからのお誘いもあり、

午前中のレッスンを終えてから午後の数時間で街を駆け抜ける

強行スケジュールを決行してきました!

 

 

 

 

 

まず向かったのは、

世界最高峰の作品が集まる国際見本市の特別展“SCHMUCK”。

「これ、どうやって作ってるの!?」と驚くような自由な発想に刺激をもらい、

その後は街中のギャラリーへ。

ミュンヘンの雰囲気ある街を歩きながら展示を巡るのは、

これまた至福の時間です。

 

 

 

 

 

 

ここで出会えるのは、いわゆる「コンテンポラリージュエリー」。

宝石の価値だけでなく、

アイデアや表現を大切にする「身に着けるアート(彫刻)」です。

 

実は、20歳前後にジュエリーの専門学校で学んでいた頃、

私が夢中になっていたのこの世界でした。

いつの間にか私の主役は、

自分の芸術性から「天然石の美しさ」や

「身に着ける女性たち」へと移っていきましたが、

今回の旅は自分のルーツを思い出し、

初心に帰る素晴らしい機会になりました。

 

 

 

 

 

 

そんなアートの熱気にたっぷり感化されて、

「ちょっと面白い、個性的なデザインを表現したい!」

……そんなムズムズした創作意欲から生まれたのが、

今回の新作です。

 

 

 

 

 

 

一つ一つの貝が織りなす、

平面的なテクスチャーの美しさを活かしたセット。

いつものスタイルに少しだけ「アートな遊び心」を添えてくれる仕上がりになりました。

 

ジュエリーの奥深い魅力に触れられるミュンヘン・ジュエリーウィーク。

ごきょうみがあればぜひ、

この刺激的な街を訪れてみてください。

 

 

 

 

 

                                                                       
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Life-essenceのシーゲレ陽子です。

 

 

 

 

 

 

「子育てが楽になった」なんて実感、

どこを探しても見当たりません。

 

あるのは、一瞬でサイズアウトしていく服と靴の山、

そして恐ろしい勢いで増え続ける「食糧消費量」だけ。

 

現在13歳、10歳、8歳の三兄弟。

食欲は今まさに伸び盛り……いえ、まだピークですらないはず。

 

それなのに、パスタ1キロは一瞬で消え、

ご飯5合ではもはや足りないという、

日々自己ベストを更新し続けるアスリート並みの食べっぷりです。

 

先日も、大人が「これ食べきれるかな?」

というようなサイズのドネルケバブを完食した直後、

平然と食パンを奪い合って食べている子どもたちの姿は脅威でしかない。

 

 

 

 

 

 

食欲が増せば当然始まるのが「食の骨肉の争い」。

もぉ~、見るに堪えない。

子どもたちの好物を作っても、

毎日のように食卓が戦場と化しては、

作る側のモチベーションもどこかへ飛んでいってしまうというもの。

 

世の中には「好き嫌いが多くて食べてくれない」、

「食が細くて心配」という悩みもありますが、

ここドイツという異国の地では食事の悩みはさらに複雑です。

 

慣れ親しんだ食材が手に入らない中で、

親から教わった日本の食育を伝えようと試行錯誤するのは、

本当に骨の折れる作業。

それでも、子どもたちの健康を願い、

喜ぶ顔が見たくて、

私たちは毎日台所に立ち続けるのです。

これぞ、母から子への「最高級の愛情」という名の重労働(笑)。

 

 

 

 

 

 

「郷に入れば郷に従え」で、

ドイツ流の『冷たい夕食(Abendbrot)』に逃げ込めたら、

どんなに楽だろう……。

そんな誘惑が頭をよぎりながらも作り続けちゃうんです。

 

料理が特別好きなわけでもない私が、

3人それぞれの「好き嫌いルーレット」に翻弄され、

「もう、知るかーーー!」とヤケクソになることもしばしば。

 

子どもたちが嫌いなものを、

まるで残飯処理班のようにお皿へポイポイ投げ込んできても、

なぜか嬉しそうにそれを受け止めている夫だけが、

我が家の唯一の癒やしスポットかもしれません。

(塩加減を知らない夫に料理の期待はゼロですが……)。

 

さて、私の「今後5カ年計画」は決まっています。

将来、子どもたちに順番で食事を作ってもらうこと!

その時は全力で仕返しをしてやるつもりです。

「ママ、あれ食べたい!」「これ嫌い〜!」と、

思いっきりワガママを言って、

彼らを翻弄してやる日を今から心待ちにしています笑笑笑

 

 

 

 

 

 

胃袋ブラックホールとの戦いや、

未来の「5か年計画」に思いを馳せながら、

手元では新しい作品が仕上がりました。

今回、ふとした癒やしを求め手に取ったのが、「グリーンパール」です。

パールの持ち味である奥深い「テリ」と、

神秘的なグリーンが溶け合うことで、

なんとも上品で瑞々しい雰囲気が生まれました。

 

定番のホワイトや、シックなブラックのパールネックレスをすでにお持ちの方にこそ、

新たなコレクションとしてぜひ加えていただきたい作品です。

 

 

                                                                       
海外自宅サロン主宰、天然石アクセサリーデザイナー                                      
Life-essenceのシーゲレ陽子です。

 

 

 

 

 

 

私の友人が、日本へ3か月ほど旅立つドイツ人のご夫婦に、

日本語を教えていました。

「せっかく日本に行くなら、現地の人と少しでもお喋りしてみたい」

そんなふうに思われたのかもしれません。

その一歩踏み出そうとするお二人の姿が、

私はとても素敵だなと感じていました。

 

そして先日、帰国されたお二人が語ったのは、

料理の美味しさや景色の美しさ以上に、

日本で出会った人たちの「優しさ」や、

相手を思いやる「心」にどれほど感動したかということでした。

 

自分の生まれ育った国が、

遠い国から来た方々にそんなにも温かな感動を与えていた。

その事実がなんだか自分のことのように嬉しくて、

日本人であることを心から誇りに思えた瞬間でした。

 

 

 

 

 

 

最近、日本に旅行に来た外国人たちが、

「日本に行ったことを後悔している」なんて話を聞くことがあります。

ひどい目に遭ったのかと思いきや、実はその逆。

あまりに日本が良すぎて、

帰国したあとに極度の「日本ロス」になってしまうんだそうです。

 

自分の国に帰ったとき、ふと日本の心地よさと比べてしまって、

どうしようもなく日本が恋しくなる。

それならいっそ、知らないままの方が幸せだった……なんて。

 

日本を母国とする私にはまた違った「日本ロス」があり、

彼らが感じる「ロス」は分からないかもしれません。

でも、日本人の「自分よりも、まず他人に配慮する」という感覚は、

今の世界では「天然記念物」と言えるくらい、

珍しくて貴重なものなんだなと改めて気づかされます。

 

ただ、その反面で思うこともあります。

みんなが周りを気にしすぎるからこそ、

そこからはみ出した人に対して、

たまに冷たくなってしまう。

あの独特の「同調圧力」みたいなものは、

時にどんな凶器よりも怖かったりするかもしれません。

 

それでも、いま世界で活躍している大谷翔平選手なんかが、

プレーだけでなく人間性まで褒められているのを見るとやっぱり嬉しくなる。

彼の中にある「相手を思いやる心」は、

間違いなくこの国で育まれたものだと思うからです。

 

海外にいると何となくぼやけて行ってしまうような感覚になるのですが、

日本人が持つ、

このちょっと不器用で温かい「思いやりの心」だけは、

どこにいても大切に持ち続けたいなと思うのです。

 

 

 

 

 

 

ハッと目が釘付けになるほど、

どこまでも透き通ったグリーンアパタイト。

 

ひと珠ずつ繊細に繋がれたそのラインは、

まるで朝露を纏ったかのように、

首元や耳元を瑞々しく輝かせてくれます。

 

ふとした仕草のたびに、

肌の上で潤いがこぼれ落ちるような、

特別な透明感を演出します。