海外自宅サロン主宰、天然石アクセサリーデザイナー
Life-essenceのシーゲレ陽子です。

ちょっと自分時間が少なくなった今年から、
どうしても事前準備に時間を要するレッスンは減らすこととなり、
出展料は掛かれども集客も会場の準備も必要のない、
公の展示会への出店を増やしてみました。
先週末はその集大成とも言えるミュンヘンでの展示会2日間。
大変低レベルながら、
時間通りに来るかわからないドイツ鉄道のICEに不安いっぱい、
ただただディスプレイを終えて無事開場時間に間に合うことを祈りながら、
朝3時に起きて朦朧としながら出発しました。
電車の中では爆睡でしたけれど、
その眠気も覚めるような人の多さ。。。
やっぱりミュンヘンってすごいなって改めて思っちゃいました。

1日目。
お客さんが薄くなるお昼くらいの時間帯になるととにかく眠いので、
必死に必要もないディスプレイ直し。
ボーっと突っ立ってるとただでさえ敷居の高いジュエリー売り場、
ものすごく立ち寄りにくく感じちゃうのだと思うんです。
携帯一生懸命見てるのも何となく。。。じゃないですか。
そこでディスプレイを変えたり整えたりしてると、
自然と横にお客さんが集まってきたりします。
次にトイレ問題。
朝会場に駆け込んで必死にディスプレイしたので、
まだご近所のブースの皆さんとコミュニケーションとれてなくて、
何となくトイレとか行くのに留守番をお願いできない私。。。小心
カフェイン切れるとイライラするんですけど、
もちろんコーヒーなんて飲めない上、
ほぼ8時間水分を摂ることもできず、
ホテルへ帰ったころには喉がイガイガ嫌な予感。
そこで2日目はホテルに用意されていた緑茶のティーポットを、
前夜からペットボトルに入れて水出しをして置いたら、
まぁ何と美味しい“おーい、お茶”が出来上がったこと。
これをとにかくコマ目にちびちび飲んでいたら、
嘘のように喉の調子がよくなりました!
これ、お医者さんも風邪の流行る時期の診察中にやっているそうですね。
効果絶大です。
それに昨日築き上げたご近所さんの関係をバッチリ活かし、
トイレだってガンガン行っちゃうし
目の前のコーヒー屋さんからコーヒー奢ってもらっちゃうし、
なかなか快適な1日でした。

それからミュンヘンってすごいって思ったのは、
とにかく売ってる作品のオーダーメイド率が半端ない。
「このペンダントトップを2つから1つにして。」
「このピアスにチェーンを加えて長さを出してほしい。」
とか、
ご自身の理想に叶ったものが欲しいという、
お洒落への飽くなき欲求のレベルが高いというのでしょうか。
販売中にいくつもその場でお直しすることになりました。
また私の身に着けていたネックレスが欲しいというお客様まで現れて、
そのネックレスを2本、その長い方も2本。。。みたいな。
いくつか素材を調達してのオーダーメイドのご注文もいただきました。
いやぁ、すごい、
いやぁ、ありがたい!
そこまでこだわりが強いと、
私も気合が入るというものです。

最後にこの展示会でのもう一つの収穫は、
以前よりずっとドイツ語が使えるようになっていたこと。
まだまだ使えるという表現はおこがましいかもしれませんが、
ご近所さんと笑って友達になれるドイツ語での会話をできるようになったのは、
私にとってドイツ社会においてかなりストレスを軽減するものです。
ドイツ鉄道、ドイツって名前がつくのも嫌なくらい酷いね、
とか、
試食用のパンが転がってきたけどこれ朝食にどうぞってこと?
とか、
トイレの間留守番をしてくれたお隣さんに、
ちゃんといくつか販売してくれた?とかいう冗談交えて、
本当にたわいもない会話。
外人たちが通う語学学校へ通う時間も気力もなくなった中、
とにかく5年もの間続けてきた週1のオンラインレッスン。
全然上達しない私にもうあきれ返っているだろう先生の忍耐強い支えもあり、
何とか続けて来たけれどイマイチ進歩してる実感なし。
モチベーション上がんないなぁと思ってたところ、
いや、頑張ってる甲斐がなくはないじゃんという喜び、
味わってまいりました。
私のジュエリーがこうしてここドイツでも多くの人に認められている感覚も、
また来年への制作への大きな支えになることでしょう。
ドイツへ来て早15年になろうとしていますが、
仕事の面だけではなく母として妻として、
そして海外に住む一人の日本人として、
本当に目に見えないくらいミニミニな歩みではあるけれど、
少しずつ進んでいるのだなというささやかな自負です。
さてこれからは展示会でご注文いただいた皆さまのために、
忘年会でお渡しする日までせっせと準備です。
いよいよ今年ももう少しで仕事納め、
心地よく気合が入ります♪