受動意識仮説というものが面白い!
↓こちらでもディープに語られています。
「意識は脳が生み出した幻想であるという仮説」
http://d.hatena.ne.jp/shi3z/touch/20121106/1352159792
慶應大学の前野教授が唱えている仮説で、「意志と心のコペルニクス的転回」となる仮説である。
これまで、意識というものは、最終的な意思決定をするものだと思われていた。
「目の前のコップをとろう」と思ってから、目の前のコップをとるために腕を動かす、という具合だ。
これは「感覚的」に考えたら非常に納得感のある考え方だ。
ところが1980年代にベンジャミン・リベットという科学者が発見した「運動準備電位」の性質によって話は少しへんな方向に行ってしまう。
(以下省略)
人生が変わる! 無意識の整え方 - 身体も心も運命もなぜかうまく動きだす30の習慣 - (ワニプラス)
カリフォルニア大学医学部神経生理学教授リベット氏が実験しました。
人間が手を動かすときの、動かそうと意図した時と、筋肉を動かすことを脳が指令した時と、実際に指が動くタイミングの時間差を測定。
当然、
動かそう(意図)→筋肉動かす脳の指令→筋肉動く
という順番に起こると思ったら、
測定結果は、
筋肉動かす脳の指令→0.35秒→手を動かそうという意図
そして、手が動くまでの時間の方が、意図が発生するよりも0.2秒長時間かかるため(0.35+0.2=0.55)、
筋肉を動かす脳の指令→0.35秒→動かそう
筋肉を動かす脳の指令→0.55秒→筋肉動く
動かそうと思った後に実際に動く→動かそうと意図したから動いた
と思い込んでしまう。
ということです。
その後も何人もの研究者が測定しても、測定値の数字は多少違うかもしれませんが、
順番は、何度やっても同じだったそうです。
「受動意識仮説」というのは前野教授の、この現象についての説明で、
私たちの行動を本当に決めているのは、脳の無意識であり、
(本書での無意識の定義は、意識できない脳の働き全般で、「潜在意識」「深層意識」、無意識の中に「前意識」と呼んでいるものを含みます。とのことです。)
意識はそれを0.35秒後に受けとって、自分が決めたと記憶(エピソード記憶)しているだけだというものです。
そして脳は、出来事に辻津を合わせているのではないかとのことです。
心理学の世界では、意識が20%で潜在意識(無意識)が80%と言われますが、
受動意識仮説を取ると、
結局 潜在意識100%
になってしまいませんか???
実際に行動するのは肉体ですが、
その肉体の細胞一つ一つに意識があり、
胃腸など内臓の不随意筋など、私たちはエピソード記憶すらもできない部分もあります。
体のことも、行動パターンも、
潜在意識へのアプローチが建物の基礎工事のように重要になりますねー。
と、 つくづく 潜在意識、恐れ入りました。

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