人生は、自分次第で、悲劇にも喜劇にもなる。 | お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

セールスとは、「センスの科学」です。
センスを上げながら、仮説と検証の精度を上げる取り組みを続ければ、結果は自ずと変わっていきます。

センスの上げ方や仮説の立て方を、あらゆる角度からご紹介します。

ぜひお気軽にのぞきに来てください。

■ 人生は、捉え方、で決まる



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「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなしものは 心なりけり」

(高杉晋作)
意味;くだらないこの世ではあるけれども、だからと言って腐っていても仕方がない。心の持ちようでこの世は何とかなるものだ。

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今日は、“幕末の風雲児”高杉晋作の辞世の句をご紹介します。


意識や気持ちの向け方によって、人生とはどうにでもなるということを示唆した、とても有名な言葉です。










■ あなたにとって、給料日の意味は?



世の中で起こる「良いこと」や「悪いこと」は、
非常に興味深いことに、立場や状況によって180度違うことが多分にあります。










例えば『給料日』などは、最も分かりやすい例でしょう。


一般的に社員の方は、この日を楽しみに過ごしていますが、
社長は少し違います。


一方ではお金が入ってくる日であり、
一方ではお金が出ていく日なわけです。






■ 立場や状況によって、物事の意味は変わる



結論から言って、この世で起こる出来事には、それ自体に「
良いこと」も「悪いことも」ありません。


それらは、ただの
「事実」です。


そこにプラスであれマイナスであれ、意味を付与するのは他でもない自分自身です。


僕たちは過去の経験や体験によって構築された固定概念によって、
「良いこと」や「悪いこと」を区別していきます。



ですから、今直面している「事実」
に仮に行き詰まりを感じた際は、視点を少しズラし、別の角度から捉え返してみることで全く違う「見解」を生み出すことができるわけです。










■ 病床に伏せりながら、高杉晋作が見ていた風景は?



久坂玄瑞とともに“松下村塾の四天王”と称され、
後に総理大臣となった伊藤博文や山縣有朋らに影響を与えたとされる大人物でありながら、若干28歳という若さで命を失った高杉晋作ですが、病床に伏せっていた中で、一体どんな気持ちで同僚や後輩たちの活躍を聞いていたのでしょうか。



「おもしろきことも無き世」を決して憂うではなく、その中でも喜びや楽しみを見出す高杉晋作の言葉に、僕はとても胸を打たれます。










~人生はデザインするもの~
ライフデザインパートナーズ株式会社
代表取締役 浅川智仁