以前の僕は、積極思考について勘違いしていました。 | お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

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セールスとは、「センスの科学」です。
センスを上げながら、仮説と検証の精度を上げる取り組みを続ければ、結果は自ずと変わっていきます。

センスの上げ方や仮説の立て方を、あらゆる角度からご紹介します。

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■ 本当の積極思考



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「まずは視点を変え、挑戦する価値があるかどうかを考える。
そして、自分の中で六~七割、実現できる可能性が出てきたら挑戦する」
(鈴木敏文;セブン&アイ・ホールディングスCEO)

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今日は、セブン・イレブン・ジャパンの事実上の創設者であり、
現在セブン&アイ・ホールディングスCEOの鈴木敏文さんからの一言をご紹介します










僕が、『積極思考』の何たるかを強烈に学んだ言葉です。






『楽天家』や『積極思考』という言葉は、
最近になって比較的尊重されるようになりましたが、以前はネガティブな意味で捉えられがちな言葉でもありました。


「何も考えていない」、「無計画で思慮の浅い」
と考えられていた風潮があったんです。



確かに、計画性や勝算も無く、ただやみくもに「積極的!」とか「
楽天的!」と繰り返しているだけでは、危うい結果につながりかねません。


また、自分だけでなく、
それに関わる全ての人たちにも迷惑をかける可能性も出てきます。


以前の僕は、言ってみればこうした出たとこ勝負的発想で『
積極思考』を捉えていました。





しかし、今はまるで違います。



結論から言って、
目標達成のためのオッズを上げて行くそのプロセスを踏んでいく思考が、『積極思考』であると捉えるようになりました。


実現や勝算の可能性が仮に10%だった場合、90%のネガティブ要因をどのように改善していくかにこだわるわけです


1週間後には20%、3週間後には30%と高め、将来的に60%以上に持って行くというその姿勢、そのプロセスが本当の意味での『積極思考』だということですね。






目標が実現する可能性を一つ一つ上げて行く。



ネガティブな要素を一つ一つ取り除いていく。



そのプロセスそのものが『積極思考』
と呼ばれるものだと僕は考えています。





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~人生はデザインするもの~

ライフデザインパートナーズ株式会社
代表取締役 浅川智仁