何のために、学ぶのか? | お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁
■ 学問する意味とは
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「すべての学問は人間交際のためにある」
(福沢諭吉)
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近代日本の「知」を創造した巨人、福沢諭吉の一言です。
僕はこの言葉に出会い、「何のために学ぶのか?」という曖昧だった目的を圧倒的に明確化できるようになりました。
それによって、常に目的意識を持ってインプットできるようになり、より一層効果的なアウトプットが可能になった一言です。
僕たちは何のために学ぶのでしょうか?
福沢諭吉は、人との出会いを有意義なものとし、そしてその出会いを発展させるためであると教えてくれています。
確かに、目の前に人生を劇的に変えてしまうような出会いが訪れたとしても、それを活かせる準備が自分自身に出来ていなければ発展させることはできません。
もっと言えば、人生を変えるほどの大きな出会いだということさえも、気が付かない可能性もあります。
出会いというのは、まるで石ころにつまずく様に突然やって来るものだと僕は思っています。
その突然やってくる出会いの活かし方で、人生の軌道が大きく変わっていくことは誰もが経験していることでしょう。
だからこそ、成功者は人との出会いを財産だと信じ、それを活かせる自分を日々創っているわけです。
チャンスをモノにするためには、日々の準備を怠らないことが大前提です。
知識の幅を広げる準備を怠ってはいけません。
なぜなら、知識の幅は、出会いの幅につながり、それがそのまま可能性の幅を広げることになるからです。
僕は常に意識しています。
今日読んだ本の一節が、明日の出会いを発展させる一言につながるかもしれない。
今日聞いた一つの話が、明日からの人生を変える一言になるかもしれない。
何のために学ぶのか-。
それを知ることで、人生は劇的にエキサイティングなものになっていくことでしょう。
~人生はデザインするもの~
ライフデザインパートナーズ株式会社
代表取締役 浅川智仁