改名するほどの執着心 | お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

セールスとは、「センスの科学」です。
センスを上げながら、仮説と検証の精度を上げる取り組みを続ければ、結果は自ずと変わっていきます。

センスの上げ方や仮説の立て方を、あらゆる角度からご紹介します。

ぜひお気軽にのぞきに来てください。

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「俺は改名した。今日から山下甲子園だ」

(山下智茂)
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星陵高等学校野球部を全国屈指の野球名門校に育て上げ、
あの元メジャーリーガー松井秀喜さんや多くのプロ野球選手を輩出させたことでも有名な山下智茂氏からの一言をご紹介します。
















「“執念”を明確に形にする」


これほどわかりやすく表現された言葉を、
僕は知らないかもしれません。





山下監督は、指導者になって甲子園出場を決断した際、あらゆるものに「甲子園」と書いたと言います。


それはシャツやパンツという身に付けるものから始まり、
お茶碗といった身の回りの物に終わらず、なんとトイレの中や天井にまで及んだようです。










『目標を紙に書き、いつでも目に付くところに貼っておく』


成功哲学で必ず登場する代表的なノウハウを、
山下監督は愚直に実践したというわけです。


しかも、自分の名前にまで貼り付けてしまうという執着心に、
僕は素直に驚きました。





事実、山下監督はナポレオン・ヒル成功哲学を知っています。


メジャー挑戦に向かう松井さんに、
それについて書かれた一冊を贈ったことは有名なエピソードです。






「生徒たちが花を開かせるための土になりたい」



こう語る山下監督は、野球技術に留まらず、
人間教育も徹底する指導者として有名です。










名前にまで夢を反映するほどの執着心を持つ。



成功法則を実践し、夢を現実にしたその姿に、
僕は勇気と感動を覚えずにはいられませんでした。










~人生はデザインするもの~
ライフデザインパートナーズ株式会社
代表取締役 浅川智仁