チャンスに飛び込むためには~人間行動心理学から考える | お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

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セールスとは、「センスの科学」です。
センスを上げながら、仮説と検証の精度を上げる取り組みを続ければ、結果は自ずと変わっていきます。

センスの上げ方や仮説の立て方を、あらゆる角度からご紹介します。

ぜひお気軽にのぞきに来てください。

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「人生とは、永遠の間の一瞬のきらめきである。チャンスは二度と訪れない」
(トーマス・カーライル)

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19世紀の大英帝国で活躍した歴史家であり評論家で、ヴィクトリア朝を代表する言論人だったトーマス・カーライルからの一言をご紹介します。



人間行動心理学の分野では、私たち人間が決断する瞬間は二つしかないと言われています。


1.理想とする未来を手にできると“ありありと”感じた瞬間

2.未来に大きな犠牲が払われると“
ありありと”感じた瞬間




一般的に、1を
喜びのモチベーションと言い、2を恐怖のモチベーションと表現したりしますが、この二つの未来が鮮明にイメージされた瞬間が、人間が一番行動に移す時だとされています。



成功者と呼ばれる人たちは、
往々にして決断が非常に速いと言われています。

それは、
自分が手にしたい物が明確であることが大きな理由ですが、前述した行動の仕組みを知っているのも大きな理由です。





結局のところ、
私たち人間は忘却の生き物です。

興味深いことに、喜びだけでなく痛みさえも、
その瞬間の記憶をいつまでも覚えてはいません。


ですから、“感じた時”が勝負なのです。

未来に対する喜びと恐怖を感じた時に行動が出来るのか、
それともその感情を一度冷やしてしまうのか。

そこが大きな分かれ道なんですね。






車や自転車を動かす時にも、一足目が一番力を必要とします。

人間の行動も全く同じで、最初の一歩が一番力を必要とします。



一番力を必要とする最初の瞬間に、
喜びと恐怖のモチベーションを上手に使う。

そのホンの些細な差が、
チャンスをものにできるかできないかの違いを生んでいくわけです








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~人生はデザインするもの~
ライフデザインパートナーズ株式会社
代表取締役 浅川智仁