柿を食べる龍馬さん | お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

セールスとは、「センスの科学」です。
センスを上げながら、仮説と検証の精度を上げる取り組みを続ければ、結果は自ずと変わっていきます。

センスの上げ方や仮説の立て方を、あらゆる角度からご紹介します。

ぜひお気軽にのぞきに来てください。

おはようございます^^

モチベーション・マネジメント・コーチの浅川です。







今朝の無料メールマガジン『勇気の言葉』は、


柿を食べる龍馬さんの、とっても興味深いエピソードをご紹介しました。




盟友の一人、武市半平太の奥さん、冨子のコメントをご紹介し、


龍馬さんの物事に対する見方を解説しました。



(配信のご希望はコチラから↓

http://www.mag2.com/m/M0095833.html




私自身、とても好きな話ですので、


このブログでもご紹介したいと思います!









~~(以下メルマガ『勇気の言葉』より抜粋)~~




「たまたま訪ねてきた坂本龍馬、中岡慎太郎、
吉村寅太郎の三人に柿を出してやった。龍馬は無言で手を伸ばして二、三個むしゃむしゃ食った。
中岡慎太郎は、ちらと見ただけで食おうともしなかった。
吉村寅太郎は、うちの柿よりもうまいです、とおせじを言って、一個だけうまそうに食べた」
(武市冨子)

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おはようございます!
モチベーション・マネジメント・コーチの浅川です。

今日は、幕末の土佐藩において、郷士という身でありながも異例の出世を遂げ、一時期藩政を動かすまでの影響力を持った土佐勤王党の盟主、武市瑞山(半平太)の妻、冨子の言葉をご紹介します。


坂本龍馬の生き方が垣間見える、私が大好きなエピソードです。



世の中の価値観や固定概念に対して、

柔軟で素直な疑問を持ち、それを自ら解明していくという姿勢を始終貫いていくことが坂本龍馬の生き方でした。


『柿を食べる』ことにも、それが表れていることを感じた私は、改めて坂本龍馬という人間に魅了されてしまいました。



想像するに、冨子から出された柿は、決しておいしそうには見えなかったのでしょう。

ですから中岡慎太郎は、一見してそれを判断し、手を伸ばしませんでした。
また、本当にうまい柿であったのならば、吉村寅太郎は、更にもう一個食べたに違いありません。

そんな二人とは対照的に、龍馬が二、三個無言で食べたのは、「この中にもっとうまい柿があるはずだ」と探し求めていたと考えられます。


外見だけで判断せず、外見から見えないところにも、その真理を見出そうとしていた坂本龍馬の生き様を感じずにはいられません。

これ故に、龍馬は、敵味方、老若男女を問わず、
多くの人間に愛されたのだと思います。見えないものを見ようとする龍馬の生き方。
柿を食べるという一つのシーンにも、しっかりと感じることができます。












ナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部認定講師

~人生はデザインするの~
Life Design Partners
代表 浅川 智仁