本日二回目の更新です!
興味深い有名な実験をご紹介します。
水の入った瓶にラット(ねずみ)を入れ、部屋を暗くし、
そのラットが力尽きて溺れるまで、何分間泳ぎ続けることが出来るのかを計測したところ、
泳いでいられたのは3分間でした。
次に、水の入った瓶を暗闇ではなく、光の当たるところに置いて、同じようにラットを入れました。
すると、明るいところでは、なんとラットは36時間も泳ぎ続けたと言います。
つまり、暗闇の場合と比べると、700倍以上の長きに渡って泳ぎ続けたのです。
なぜ後者のラットはこれほどまで泳ぎ続けることが出来たのでしょうか?
周囲が見えていることで、ラットは希望を持ち続けていたわけです。
アメリカで最も信頼されている「リーダーシップ論」の権威、
ジョン・C・マクスウェルは言っています。
「人間は、四十日間食べられなくても生きられると言われている。
また、水がなくても四日間、空気がなくても四分間生きられる。
しかし、希望がなければ四秒とも生きられない」。
今回、私は研修で多くの方々と直にお会いし、強烈に実感しました。
それは、みなさんが、希望を抱くことが出来る勇気の言葉を求めているということです。
今は、日本に住む全ての人が将来への不安を抱えて生きていると言えるでしょう。
なぜなら、未だかつて経験したことのない、文字通り未曾有の状況に、
誰もが向き合っているからです。
しかし、歴史を紐解くと、未曾有の出来事に向き合った世代はたくさん存在します。
そしてその世代は例外なく、希望を語るリーダーによって強烈に牽引され、
そうした未曾有の困難を乗り越えてきました。
今、私たちにできること。
節電や募金に出来るだけ協力し、
一日でも早い復興を祈り、
そして更に、“希望”を語ることだと私は信じています。
モチベーション・マネジメント・コーチ
ナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部認定講師
~人生はデザインするもの~
浅川 智仁