こんばんは(^O^)/
モチベーション・マネジメント・コーチの浅川です。
先日、コメント欄にとても価値あるご質問をいただきました。
これは様々なクライアント様からもちょうだいする種類のものであるため、
コメント欄でお答えするよりも、改めてブログ記事でお答えさせていただきます。
ぜひ参考までにご覧ください。
ご質問;
色々なことがいっぺんに押し寄せてきたとき、心がついていかないとき、
でもやらなければならないときは、どのようになさっていますか。
答え;
まず前提として、こうしたタイプの悩みを抱える方は、
非常にまじめで誠実な方が多い傾向があります。
「全てを完ぺきにやり遂げなくては」という思いばかりが先行し、
何から手を付けていいのか皆目わからないという状況になってしまうのが特徴です。
実を言うと、私自身もそうした傾向が強いタイプだったのですが、
以下のような思考プロセスを踏むことで、バタバタ慌てることがなくなり、
比較的スムースに物事に向き合うことが出来るようになりました。
1. 物事が一気にたくさん押し寄せたとき、あえて行動をゆっくりする
⇒「感情」は「行動」に従います。慌てて動くと気持ちも慌てるので、
あえてゆっくり落ち着いて行動することで、気持ちも自然と落ちついてきます。
そこへいって何秒かの差。まずは落ち着くようにゆっくり行動してみましょう!
2. やるべきことを箇条書きにリスト化する
⇒物事を視覚化することで、処理すべきものを明確にします。
登る山が見えなければ、感情だけが先立ってしまうもの。
3. リスト化した2を「考えなくてはできないこと」と「考えなくてもできること」とに分ける
⇒例)「考えなくてはできないこと」;文書作成・報告書作成・プレゼンのシュミレーションなど
「考えなくてもできること」;コピー・FAX・単なる入力作業など
4.「考えなくてもできること」をやりながら、「考えなくてはできないこと」をやる
⇒実は、「考えなくてもできること」を増やしていくことが、仕事における成長です。
5.更に、「考えなくてもできること」は極力協力者を探して依頼する
⇒協力者に依頼できることは、最大の能力の一つ。
全て自分で抱え込むよりも、自分しかできないことに力をフォーカスしましょう!
以上が、私がパニックに陥らないために意識している大まかな流れです。
営業職の前、私は社長秘書として、新規事業プロジェクトやイベント業務の担当をしていました。
多いときは、5つや6つのプロジェクトを同時進行せざる得ない時もあり、
かなりこの思考プロセスの訓練を積まされたと今では感謝しています。
最初からいきなりうまくはいきませんが、こうしたパラレル思考(平行に物事を考える)
を養っていくと、仕事量によってパニックに陥ることは物凄く少なくなるはずです!
ちなみに、私は以下のようにいつも考えて仕事と向き合っています。
「考えなくてはできないこと」=『仕事』
「考えなくてもできること」=『業務』
今日の『仕事』を、いかに明日には『業務』にできるか―。
これこそが、経験値を上げることだと考えています!
~人生はデザインするもの~
Life Design Partners
代表 浅川 智仁