『江』(第三回)より ~知らないことを受け入れる | お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

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セールスとは、「センスの科学」です。
センスを上げながら、仮説と検証の精度を上げる取り組みを続ければ、結果は自ずと変わっていきます。

センスの上げ方や仮説の立て方を、あらゆる角度からご紹介します。

ぜひお気軽にのぞきに来てください。

こんにちは(^O^)/



モチベーション・マネジメント・コーチの浅川です。







先週の『江』ですが、千宋易(利休)が初登場し、渋い存在感を出していました。



武士とは違う世界に身を置き、一流の芸術家として生きる千利休。




信長は、その能力とセンスを尊敬し、



家臣とはまるで違った接し方で尊重していきます。





今回の大河ドラマ『江』ですが、姪っ子の江姫視点ということも手伝って、



非常に新鮮な織田信長像が描かれていると感じてなりません。



生き方の指針、人間関係構築の指針などを厳しくも温かく説く姿。



とてもメッセージ性に富んでいますね。






ところで、伯父である織田信長について、



何でも知ろうとする、または知らなければならないとする江に対して、



千宋易は「傲慢である」「ワガママである」と言い切っていました。







これは高度情報化社会を生きる私たちに対して、





とても強いメッセージが投げかけられたと感じました。







私たちは現在、とてもインスタント(即座)に、



欲しい情報を手にする環境を持っています。


(というか、そのように錯覚しています)




しかしそれが故に、少しでもわからないことや知らないことに関して、



過度に神経質になってしまう傾向もあるのではないでしょうか。







もちろん、情報を手にすることが大切であることは否定する気持ちは一切ありません。



しかし、情報を手にすること自体は、実を言うとダイレクトに力にはなりません。



ダイレクトに力になるのは、行動のみです。






私自身も、これは肝に銘じていますが、情報を手にすれば手にするほど、



行動できずに終わってしまうことも過去何度もありました。




簡単に言うと、臆病になってしまう傾向があるわけです。







ある程度情報を手入れたら、



そこから離れててみ、自分自身の心に問うことが大事だと私は思っています。




結局のところ、やりたいのか、やりたくないか。



好きか、嫌いか。



楽しいか、楽しくないか。








分からないことや、知らないことを受け入れることも大切ではないでしょうか。




目に見えないものを信じる心。



目に見えないことを信じる心。




これは、幸せと共に生きるためには、圧倒的に大切だと私は思っています。











~人生はデザインするもの~

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代表  浅川 智仁